アカツメクサ

絡まったイヤホンみたいな道をぬけた先の高台で

右目が覗き込んだ世界を埋めた

水に落とした紫みたいな花

ただ風に揺られて

たまに踏まれたりして

アカツメクサに僕はなりたい。

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