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カメラとの出会い

写真をカメラで撮っている人は、カメラで撮り始めた「きっかけ」があったと思います。もちろん人それぞれだと思いますが、私の「きっかけ」をご紹介します。この記事を見ていただいた方が、カメラとの出会いを思い出してくれたらとても嬉しいです。

出会いの時期

カメラとの出会いは今から7年ほど前。当時私はデザイナーに転身し、上司の知り合いのデザインプロダクションへ3ヶ月間のインターンとして出向していました。インターン初日は、ちょうどそのデザインプロダクションが設立記念日ということで、記念撮影にでかけました。私の師に当たるアートディレクターの方が一眼レフを持ってきて、会社がある麻布十番の街を歩いて、撮影を見学していました。

その、瞬間

その途中で「ここからこっちに向かってシャッター切ってくれる?」と言われました。そうです。これがすべての始まりでした。

ファインダーを覗いた瞬間、全身が震えるような感覚を覚えて鳥肌が立ちました。あの時の感覚は本当になんとも言えがたい感覚で…初めて好きなアーティストのライブに行ったときの高揚感といいますか、とにかく大変なものに出会ってしまったと、そんな感覚を噛み締めながら、夢中でシャッターを切ったのを覚えています。

それから

使わせてもらったカメラは、当時あまり機材に詳しくなかったのですが、キヤノンの6Dに明るい単焦点レンズだったと思います。光学ファインダーに軽快なシャッターフィーリング。それまではソニーのコンデジとiPhoneで満足していた私にはとてもインパクトのある経験となりました。一眼レフなどの大きなカメラは「難しい」ものだと考えていて、買うまでには至りませんでした。しかし、その日からカメラが気になって、1ヶ月後には一眼レフを手にしていたことは言うまでもありません(笑)

買ってからすぐに二人目の子供が生まれたこともあり、とにかく家族写真を撮るようになりました。それからいくつものカメラを使って試行錯誤しながら写真ライフを楽しむようになりました。そしてカメラと写真を知るということはデザイナーにとってとても重要なものだと知ることにもなりました。
ちなみにインターンで出向していた会社は界隈では有名なすごい方たちが集まっていて、その3ヶ月間は私の人生でとても大きな経験となりました。師の教えに見合うような、立派なデザイナーにはなれていませんが、カメラと出会うきっかけをいただいて、私の人生を大きく変えてくれたことに大変感謝しています。

さいごに

ここまで私の「カメラとの出会い」について書かせていただきました。いつかまとめたい!と考えていたので、下手な文章ながら書くことができたのはとても良かったです。
皆様は「カメラとの出会い」はどのようなものでしたでしょうか。スマートフォンで気軽にきれいな写真を撮れる時代に、あえてカメラを買うことになったきっかけを思い出してもらえたら、これ以上の喜びはありません。

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