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ここはココス
木曜日20時少し前
久しぶりに地元のココスに来た。
コロナが明けて店舗を整理していた。近隣にあったジョナサン、ビックボーイ競合が2つ減ったせいか、車は満杯お客さんもたくさん。
10年前に来た時に働いてたおばさんはまだいた。
人の数は減ってはいるようだ、もうこのエリアは採用も大変だろう。
新たに配膳ロボット、テーブルオーダーのタブレット、機械が増えた、それを人はDXと呼ぶ。
人を採用できない
人の変わりにロボットに置き換える
ロボットのように人は応用が利かない
お店に入り、中々案内されない
気づくと、入口に発券機があり、そこまで戻り人数を1名と押し
指定された11番に座る
まるで番号で呼ばれる囚人なのか?
タブレットオーダーで注文
ドリンクバーのスープを取りに行く
スープが2つになっていた
定番のコンソメスープと、鯛出汁と大葉となんかのスープ
魚のスープは魚臭くて、、、定番のコンソメスープ
味は変わらずだが、カップに魚の臭いがついてて取れてない
テンションはすでにローに入る。
配膳ロボットが席まで音楽を鳴らしながら届けてくる
席を立ち、自分で注文の品を取り、配膳ロボットの完了ボタンを押す。
席には、カトラリーボックスが無く
店員さんは忙しく走り回り、誰にも気づいてくれない
少しチキンステーキが冷めてしまうので
空いてた隣の先のカラトリーボックスを持ってくる
少しして、隣の席に、お客さんが来て
配膳ロボがメニューを運んでくる
そこにカラトリーボックスは無く、店員さんを呼んでいた。
外食の楽しみってなんだろうか。
DX最前線の外食企業のカタチがこれだ。
スシローまではとは言わないが、DXの目に見えない弊害は外食に起きてる
これは確実に起きている。顧客体験こそ全てだし。
数値化できない余白が外食の楽しみだったりするからだ。
横川竟(きわむ)さんの
「外食は、当時の日本人が食べたことがないような料理を紹介することで新たな価値を提供してきた。だから常にわくわく感があった」。
というなにかの記事の言葉を思い出した。
僕は全くワクワクしなかった。
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