12/22 ゲームが止められない

 鬱になると難しい事が考えらなくなるので単純な動作を繰り返し続けることになる。身近な物質で単純な動作を繰り返し続けやすい道具といえばスマートフォンで、中でもゲームはすごい。昔やってたけどデレステとか今インストールしたらまたハマると思う。大事なのは操作の単純さ、それだけだから。

 ただ今の俺は人間の感情とかを音声で聞くのさえだるい。それでずっとやっているのがTRIGLAVというゲーム。元は十数年前のブラウザゲームで、最近になって突如アプリ化したのだけど、なつかしくてついインストールしてしまったのが運の尽きだった。気づいたらずっと触っている。

 http://www.smokymonkeys.com/triglav/

 塔の頂上を目指して登り続けるハクスラ系ゲームなのだけど、そう短時間ではクリアできない難易度で、当時はクリアできなかった。装備のバランス設計が本当に優れていていつまでもいじっていて飽きない。それらの要素が組み合わさって久しぶりに沼に堕ちたというわけだ。挫折は執着のはじまり。

 今は一度も死なずに登頂することを目標にやっているのだがこれが本当に厳しくて何度もリセットしている。リセットするタイミングでゲームをいったん止めればいいのではないかという冷静な判断はその時出来ない。楽しいのだが時間は吸われるし鬱は治らんしいかんともしがたい。

 携帯に何らかの接触制限をかけた方がいいんだと思う。例えば電卓アプリ以外を全て消す。すると電卓しか触れなくなり、俺は日がな一日足し算を繰り返す肉の塊になる。ダメじゃん。電子機器を世界的に全部ダメにするとかそういう方向性が求められている。太陽風に期待するしかない。

 ゲームみたいな思考の単純作業より体操とかそういう身体的な単純作業への依存の方がまだ健康にいい気がするけどどうなんだろう。


 今日も不注意で死んでしまった。またやり直しです、はい。

延命に使わせていただきます