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手帳がマンネリしたら試したい3つのこと

人はどうしても「飽き」がくるものです。
特に3のつく時期は、物事を続けるか辞めるか、大きく分かれる法則があるようです。

そのような理由もあり、年初めもしくは新年度から使い始めた手帳にマンネリを感じてくる頃ではないでしょうか。
そこで今回は、主に手帳を使うにあたってのマンネリに対して、試したいことを3つ紹介します。

その1 ペンを変える

普段決まって使っている色があれば、マイナーチェンジする、もしくはがらっと変えてみるのはいかがでしょうか。

例えば、黒で書いている方はブラウンブラックやブルーブラックに置き換えてみます。
近年は限りなく黒に近いニュアンスブラックのペンが各メーカーから販売されています。アイラインを変える気分で選ぶと、新鮮味があるのではないでしょうか。

色ペンを使っている方は、色の配色を違うものにしてみると気分転換になります。
逆に色ペンを使っていない方は、何か好きな色を1色でも取り入れてみると手帳の紙面が違ってくるはずです。

高級ペンでない限り、数百円で気軽に試せる方法です。

その2 場所を変える

カフェや図書館の自習室で手帳を書く方も多いと思います。
そういった場所で書くと、いつもよりはかどる・違う考えが浮かぶことがありますが、なぜなのでしょうか。

マイアミ大学のヘラー氏の研究では、場所を変える頻度が高い人ほど前向きな感情になる結果が出ています。
環境の新鮮さと脳の報酬系に関係した部分の活性化が深くつながっており、感情や行動、学習、欲求へプラスに働くといった仕組みです。

また、書籍「センスは知識からはじまる」の著者でクリエイティブディレクターの水野学さんは、テレビ番組で「お風呂に入る位置を変えるだけで、物事の視点が違ってくる」と話していました。

外で手帳を書くのが落ち着かない、家で書くことが多いという方は、座る場所を変えるだけでも構いません。

その3 いつもと逆のことをする

いわゆる「ルーティーン」が決まっており、いつも同じ流れのほうが調子が出る方でも、多少飽きを感じる場面があるかもしれません。
マンネリを感じている方であればなおさらです。

そういった場合は、いつもと逆のことをしてみると思いがけない発見があります。

具体的な例を挙げてみます。

・暗めのペン⇔色ペンで書いてみる
・文字だけ書く⇔好みの範囲で飾りつけをしてみる
・決まったことだけ書く⇔自由に書く
・書く項目を省く⇔増やす

逆のことを行うとどのような効果が得られるかというと、「やっぱりいつも通りのほうがしっくりくる」「意外とこういう方法も楽しいな」と、実際に試すことで自分に合ったスタイルを再確認したり、新たな使い方に目覚めたりできるのです。

おわりに

今回は「手帳がマンネリしたら試したい3つのこと」を紹介しました。
いずれもさほど手間をかけずできるものばかりです。

究極は「手帳を変える」という方法もありますが、せっかく気に入って買った手帳を変えるのは、よほど合わない場合を除きなるべく避けたいもの。

手帳は1年、もしくはそれ以上の期間をともに過ごす相棒です。
友だちと遊んでいていつも同じ遊びだと飽きるように、「たまに別のことしてみない?」といった感覚で手帳と付き合い、よりよい関係を築きたいものです。

※参考サイト
研究で判明「移動中や旅先で仕事がはかどる」理由
報酬系とはなにか?私達を動かす脳の仕組み


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