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進まないのは抽象的なタスクだから、という話

「へっぽこマーケターの日々」第51回(前回は4/1更新)。

細々とやっていたタスクと論点の整理がようやく完了した。前回のnoteでまとめたネクストアクションをやり切った。

●ネクストアクション
とにかく「課題仮説を打開するための打ち手仮説は何か」「アウトプットイメージと〆切」の2つを書き切ること。そこからちぐはぐなところを解消していくしかない。
具体的には、
・解像度高いもの打ち手仮説→アクションプランと〆切に落とす、を迅速に決めきる
・仮説がゆるいものはwhyをあと3回は重ねて仮説の解像度を高める、の〆切を決める
の2段構えで進める。

そこに再度アドバイザーである役員からフィードバックをもらい、仕切り直し完了となった。
※もちろん、その傍らで実際の業務もいくつか走らせている。

抽象論から脱しないときの打開策

「●●が×××なので、▼▼をする」というタスクがあるとする。

これがなかなか進まないときは、まだまだ抽象度が高い証拠だ。たとえば、「新規読者を獲得する施策を考える」というタスクがあったとしよう。これでは、最初に何からすればよいか分かりにくい。

このタスクを他の人にそのまま振って、齟齬なく完遂されるかどうか」で考えると、想像しやすいというアドバイスをもらった。

そんな曖昧なものが、タスクリストを見てみると多いのではないだろうか。

わたしも例によってそんな塩梅だったから今回の仕切り直しをした側面もある。優先順位だけでなく、とにかくもっと解像度を上げたタスクを設定すればよい。そうすれば実行確度はさらに上がる。

打ち手(タスク)を導くフレーム

しかし論点論点と言われてもピンと来ないというのも本音だ。この場合は「理想、現実、ギャップ、打ち手」のセットで考えていくとよい、とフィードバックをもらった。

たとえば「コミュニティの状態を定量的に定点観測するツールを導入する」というタスクがある。

これを前述のフレームにいれてみて、スペースの都合上簡単にまとめてみる(今回は妄想で書く)

●理想:各種数値をプロデューサーがモニタリングして、戦術の実行・効果をすばやくキャッチアップできる
●現実:モニタリングする数値が統一されていない
●ギャップ:アクセス可能なモニタリングツールで、作家共通の指標や全社を俯瞰できる
●打ち手(タスク):
 - ダッシュボードイメージを手書き手描きし、ダッシュボードに載せる数値を役員と決めきる(〜4/7)
 - コルク全体のサマリー画面だけでもリリース(〜4/27)

妄想しながら書いてみたが、たとえば上記のような感じだ。

他の人に頼んで完遂されるかはちょっと自信がないが、これくらいまで具体になれば自分はできるのでいったんよしとする。

***

そういう訳で、何週間もちびちびやっていた仕切り直しが終わったので、よりスピード感を持って進めていきたい。

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。