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Day3. 『はじめてのR』を写経する(統計プログラミング入門)

村井 潤一郎『はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで』の内容を1日30分間なぞって、統計プログラミング言語「R」を勉強することにした。

Day3. R Consoleにおける簡単な計算

Day.2はめちゃくちゃ初歩的なところでつまづいて30分経ってしまった。このnoteのコメント欄で、社内のエンジニアが助け舟を出してくれたので、まずはそれをやってみる。

第2章の概要
・四則計算など、Rを電卓代わりに使ってみる。
・平均値、標準偏差などを、簡単なデータを用いて算出してみる
・データの型について知る
・Rで困ったときの対処法について知る。


2-2 簡単な計算(つづき)

前回のミスを解決する

> "1番目の箱"<1+1

とやってしまったので、

> "一番目の箱"
[1] "一番目の箱"

となってしまった。

ダブルクォートではなくバッククォートにしてみる

> `一番目の箱`<-1+1

・確認してみる。うまくいった!「1+1」の結果が入っている

> 一番目の箱
[1] 2

・本書は文字列を記号で囲む事自体が不要であった(動作環境がWindowsだった)。なのでそもそもの記法がちがったのだろうか…
→これは後々理由が明らかになる(後述)

しかしバッククォートも不要だったことが判明
・昨日エラーになった下記の

> 一番目の箱<-1+1

が今日はうまくできた(エラーが出ない)。なぜだ...
(→のちほど本当の原因がわかる。後述する)

代入先(箱)=オブジェクトである
・「左辺<-右辺」は代入
・代入先となる左辺のことをオブジェクトという

代入、即結果が見たいとき
・代入式を括弧で囲む

> (一番目の箱<-1+1)
[1] 2

後述:オブジェクト名の注意点
・半角数字で始まるオブジェクト名はNG。ここで昨日の作業ログを見てみる。

> 1番目の箱<1+1
エラー:  想定外のシンボルです  in "1番目の箱"
> 1番目の箱<-1+1
エラー:  想定外のシンボルです  in "1番目の箱"
> "一番目の箱"<-1+1

なぜかぬるっと半角数字から漢数字に変えている…これがエラーの原因だったのか…

というところで30分も経ってしまった。今日はここまで。

まとめ

・日本語入力によるバグを回避する方法
・オブジェクト名に半角数字は使わない

補足:マーケターがRを学ぶ背景

分析担当として、EXCELで重回帰分析をするときに数多くの壁にぶつかったのだが、Rなら関数などで簡単に処理できるらしいのだ。

いったんの目標は、この本を一度すべてなぞった上で、重回帰分析のスクリプトが理解できるようになること。

そうすれば、これまでの少ないプログラミング学習経験に照らして、コピペで他の解析がちょっとできるようになると見込んでいる。

写経とは、読んで字のごとくお経を書き写すこと。
IT業界では「プログラミングコードを書き写す」ことを意味しており、効果的なプログラミング学習方法のひとつとして知られている。
(出典:プログラミング学習で写経を最大限に活かす方法)

参考

村井 潤一郎『はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで


わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。