#1749 低学年の道徳授業づくり
今回は、筑波附属小の加藤宣行先生の「低学年の道徳授業づくり」を参考にポイントをまとめていく。
・道徳で学んだことを日常生活で生かせるようにする。
→生活で生かした場面を教師が見取り、価値づけする。
・低学年の特質
①正直 ②すぐに変容できる ③調子に乗りやすい
・教師がわざとボケて、子どもたちに説明させる。
・教師も子どもと共に学ぶ。
・「難題」を出すことで、対話する必然性を生む。
・お兄さん、お姉さんになったことを実感させる。
・数値化する発問をする。
・比較・選別する発問をする。
・板書へ参加させる。
・みえる発問:登場人物の「行為」に対する発問
みえない発問:行為の「理由」や奥にある「心」に対する発問
※「なぜ~しなくてもいいのに~したのだろう?」
・知情意の流れを意識する
①知的理解を拡充する発問
②情的深まりを共感する発問
③意欲的高揚を促す発問
・「教科書にどう書いてあるか?」ではなく、「あなたはどう考えるか?」を問う。
・少数派の意見が出たときに、「どんな気持ちなのかな?」「わけは何かな?」と問う。
・授業前と授業後の変容を自覚させる発問をする。
・「これからどうしてみたい?」「それいいなあと思えることはある?」と意欲を問う。
以上のポイントを、低学年の道徳授業づくりに生かしていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?