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#1631 子育てにおけるメタ認知

私にはイヤイヤ期の娘がいる。

娘がダダをこねると、私の妻は感情的に怒ってしまう。

それを私は客観的に見ることができるので、
「感情的にならない方がいいのに」
「落ち着いて説明すればいいのに」
「もっと共感してあげればいいのに」
と感じる。

このように「分析」できるのは、冷静に客観視しているからである。

しかし妻が不在で、私と娘だけになったときは、私が娘の「イヤイヤ」に対処する「当事者」となる。

つまり、上記のように客観視することができなくなるのだ。

すると、どうなるか?

感情的に怒ってしまうのである。

怒鳴ってしまうのである。

そして、後で罪悪感に苛まれるのである。

「なんで感情的になってしまったのか」
「なんでもっと優しく言えなかったのか」
「なんでこんな可愛い子どもを泣かせたのか」

このようになってしまうのは、自分をメタ認知できていないからである。

妻の様子を見えているときは、客観視することができている。

しかし、自分が当事者になると、その視点がなくなるので、どうしてもメタ認知が働かなくなる。

「いっぱいいっぱい」になってしまうのだ。

そして、妻の「二の舞」となり、感情的に怒ってしまうのである。

娘の成長にとって、これは良くないことである。

やはり、メタ認知を働かせ、自分の「今置かれている状況」を客観的に俯瞰できるようにする。

そして、
「感情的にならない」
「怒鳴らない」
「共感する」
「落ち着かせる」
「理由を説明する」
「選択させる」など、
ポイントを踏まえて、対応するようにする。

これを実現させるのが「メタ認知」である。

ぜひとも、子育てにおいて、メタ認知を働かせ、冷静に対処できるようになっていきたい。

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