#1658 サービスに慣れ切った子どもたち
学校に通う子どもたちは、教師や学校からの「過剰サービス」に慣れ切ってしまっている。
なにかトラブルがあっても、「先生~」と言えば、助けてもらえる。
読めない漢字があっても、「先生~」と質問すれば、助けてもらえる。
学校を卒業したら、「先生」なんて存在しないのに。
そうやって、サービスに慣れ切った「教師依存型人間」がどんどんできあがる。
教師は無意識のうちに、この構造に加担しているのである。
そこで教師にできることは、たった一つである。
「不親切」になることだ。
助けを求めてきても、自分で考えさせる。
助けを求めてきても、友達に頼るよう促す。
助けを求めてきても、自力で調べるよう告げる。
このように「不親切」になることが求められる。
そうすれば、子どもたちの眠っていた「主体性」が蘇る。
もう、教師や学校からの「過剰サービス」はやめにしよう。
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