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#1676 「協働的な学び」の中に「個別最適な学び」が内包されている

「個別最適な学び」と「協働的な学び」は、相反するような対立概念ではない。

むしろ、「協働的な学び」の中に「個別最適な学び」が内包されているのである。

つまり、「個別最適な学び」は「協働的な学び」が前提としてある状態で生起するわけなのである。

「協働的な学び」が前提としてない状態では、「個別最適な学び」ではなく、「孤立した学び」になってしまうのだ。

これでは、学校に通い、仲間と同じ空間で学び合う意味・価値がなくなってしまう。

「協働的な学び」がある中で、「個別最適な学び」が生起される。

よって、「個別最適な学び」をしている最中でも、必要に応じて柔軟に仲間と協働することが求められる。

「ゆるやかな協働性」に支えられる形で、「個別最適な学び」は進んでいくべきなのである。

「個別最適な学び」と「協働的な学び」を相反する対立概念として捉えてはいけない。

「協働的な学び」の中にこそ、「個別最適な学び」が内包されうるのである。

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