#1770 習慣化のために乗り越えるべき壁
今回は、渡辺道治氏が紹介していた「習慣化のために乗り越えるべき3つの壁」を記録していく。
人間がある特定の行動様式を習慣化させるためには、「3つの壁」を乗り越える必要がある。
1つ目は、「行動の壁」である。
たいていの人間は、この壁でつまずいてしまうことが多い。
まずは、重い腰を上げるように「やってみる」「行動してみる」ということが大切なのである。
そのために、教師が「行動の価値」を語ったり、挑戦を促したり、できている子どもを価値付けたりする。
このようにして、まずは第一関門の「行動の壁」を突破させるのである。
2つ目は、「継続の壁」である。
人間は、特定の行動をすることができても、それを継続させることは難しい。
なので、子どもたちに特定の行動を継続させたいときには、何らかの工夫やアプローチが必要なのだ。
「変化のある繰り返し」を重視したり、適度な「負荷」をかけたりしていく。
そうして、「飽きずに継続できる」ようにしていく。
3つ目は、「マンネリの壁」である。
人間は、特定の行動を継続していても、それが「マンネリ化」することがよくある。
そうして、その行動が「つまらないもの」となり、継続がストップしてしまうのだ。
それを防ぐためには、マンネリ化を起こさない工夫が求められる。
イベント的な大舞台を設定したり、緊張感をもつような場面を設定したりする。
こうやって、刺激を与えることで、マンネリ化を打破することができる。
以上のように、子どもたちに何らかの行動様式を身に付けさせたいときは、上記のような3つの壁を乗り越える工夫をしていきたい。
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