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#1287 演繹的指導と帰納的指導の区別

授業では、その様相によって「演繹的指導」と「帰納的指導」を区別するようにしたい。

おもに算数科の授業では、先に「抽象」「大切なポイント」を指導し、それを意識しながら「具体」という問題を解かせる。

まさに「演繹的指導」が有効である。

一方、国語科や社会科の授業では、様々な意見や事例という「具体」を発散させ、「抽象」「まとめ」という形で収束していく。
※算数科で概念を導く際は、こちらのパターンに当てはまる。

まさに「帰納的指導」が有効である。

このように授業では、その様相によって「演繹的指導」と「帰納的指導」を区別することが重要となる。

「帰納的指導」が授業の王道と思われがちだが、「演繹的指導」をし、様々な具体の問題を解決する授業も必要なのである。

授業によって、両者を使い分けるようにしていきたい。

では。

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