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#1702 共通言語ができあがるまで

昨年度まで担任していた子どもたちとの生活を振り返ると、教室内に「共通言語」が存在していたことに気づく。

「けテぶれ」「QNKS」「ネガティブ発言をしない」「自律」「リーダーシップ」「聞くレベル」などなど。

これらの用語と原理・意味を繰り返し指導し、根付かせることができた。

それがいつしか「共通言語」となり、教師が言葉を発しても、子どもたちに伝えることができた。

しかし、今担任している2年生との生活を考えると、このような「共通言語」ができていないことに気づく。

それは至極当然のことである。

まだ、学級開き2週間である。

指導を繰り返している最中なのである。

なので、教室内に「共通言語」が根付くまで、教師は辛抱強く繰り返し指導することが必要である。

思い返せば、昨年度の子どもたちにも繰り返し指導してきたはずである。

最初は、子どもたちも「ポカン」としていた。

意識の共有をすることができなかった。

しかし、時間をかけて、繰り返し指導することで、「共通言語」となるまで意識を共有することができたのである。

なので、今の子どもたちにも、繰り返し指導することが求められる。

年度末には、たくさんの「共通言語」が根付いているよう、繰り返し指導するようにしていきたい。

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