#1503 悩みやモヤモヤを切り替える
先日、ゲストティーチャーを招いて授業を行った。
結果は、散々なものだった。
こちら側の事前の教材研究不足が原因だった。
しかし、子どもたちは意欲を減退させることなく、最後まで付き合ってくれた。
授業後、自分の頭の中でモヤモヤとしたものが残った。
「なぜうまくいかなかったのか?」
「なぜもっと事前の教材研究をしなかったのか?」
「考えが甘すぎた・・・」
「これからのフォローをどうしよう?」
「子どもたちに申し訳ない・・・」
「せっかくここまできたのに・・・」
こんな混沌とした頭になった。
授業後にゲストティーチャーから声をかけてもらった。
授業内容に関する補足説明だ。
しかし、その話の大半が頭に入らなかった。
専門的な話であったのは確かだ。
だが、しっかりといつもの調子で聞いていれば、頭で理解できるはずだ。
しかし、その時の自分は、モヤモヤが頭に残っていたせいで、何も理解できなかった。
ただ頷いているだけだった。
人間の脳は複数の処理をすることが苦手である。
1つの物事に悩み続けている場合、新しい物事をインプットすることができない。
なので、悩みやモヤモヤを抱えていると、人の話の内容を理解できなくなるのである。
まさにそれを身をもって体験することができた。
ゲストティーチャーには本当に申し訳ない気持ちになった。
その後も通常の授業があったのだが、やはり「キレの悪い授業」となった。
後悔やモヤモヤが尾を引いていたからだ。
これでは、プロの教師失格である。
悩みやモヤモヤはしっかりと切り替えなければならない。
目の前の業務に専念する必要がある。
「どうすればよかったのか?」
「これからどうすればいいのか?」
は放課後にゆっくり時間をとり、リフレクションすればよいのである。
脳をすばやく切り替えることが重要なのだ。
肝に銘じておきたい。
では。
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