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思わずアポを入れてしまった営業手法を弊社なりに考える

ここ2年は弊社でもアウトバウンド営業ではアポも取れにくくなってきてまして、お問い合わせやご紹介で成約に至るケースが多いです。

イマドキっぽくいうと、インバウンドやリファラルってやつです。

それらをより促していくために、リソースをカスタマーサクセスやプロダクトの提供価値の向上へ多く配分し、各部門の役割の見直しやアップデートをおこなっている昨今です。

とはいえ、新たな導入企業は増やしていかなければいけない。

私が日々様々な企業からセールスを受ける側としても、なかなか知らない会社からの突然の連絡に対して興味を持って話を聞いてみようと思ったりもしません。

そんな自分が今週受けた2件の連絡に対して、思わず返信をしてしまった結果、打ち合わせをするまでに至りました。

1つはLinkedInから個人宛に、もう1つはFacebookの企業ページへの連絡でした。

なんで会ってみようと思ったかを考えたところ、こんな理由が考えられます。

・個人をSNS上で特定できる(顔写真がある)
・メッセージ利用のやりとりが少なめなSNSなのでメールの様に埋もれない
・チャット形式だから返信に手間がない
・SNSを活用して営業をするという手法に感度の高さを感じる

もちろん、それなりに提案された内容に興味があったということが一番だけど、メールは一斉配信しているんだろうなと思ってしまうし、ひねくれた性格の私はそんな浅はかなマーケティング手法に反応するのは悔しいからしたくないという気持ちが働く。

そこで、弊社の場合はどうするべきかなということを考えてみました。

インターネットの業界ではnoteを活用して自身で発信をして、企業や採用PRをするケースが多いけど、ファッション業界の場合はやっぱりインスタなのかな。

実際にTERMINALを利用するブランドさんも顧客やファンに対してDMでアプローチしていると聞きます。
「インスタで稼ぎませんか?」みたいなアプローチも流行りましたよね。(まだ流行ってる?)

あくまでも会社のオフィシャルではなく個人のアカウントからDMを送り、連絡をくれたのがどんなキャラクターなのか、会社なのか(私たちがスーツ着たお堅いシステム屋さんではないですよってこととか)ってことを知ってもらいつつ、商談につなげていくようなアプローチも必要だなと。1to1は基本っちゃ基本ですが。

なので、営業スタッフにはこんな感じでやってみたら?と伝えました。

1.  普段から自身のライフスタイルをインスタで発信する(ここ重要)
2. インスタDMからさらりとした会社、サービスの紹介を送る
3. 自分のフィードを見てもらい、共感してもらえそうなテンションに促す
4. 返事をもらえたら具体的な営業に移行する

BtoBのセールス手法やツールは山ほどあるし、リード作って、セグメントして、企業情報リサーチして、大量配信して、トラッキングして、CTRとかCVRとかそれっぽいKPI設定して、WEBマーケティングしてますってことも当然やるべきことなんだけど、わが社でいうと、ひとりの営業マンとしてやるべきことは、1社1社に最適な丁寧なご提案をしていくことだってことだと思いました。

実践して、効果がでたらまた報告します。

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