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バスツアーで阿寒湖へ 〜秋の釧路一人旅〜

何で釧路に行こうと思ったかは別記事に。

普段はあまり乗らないLCCを利用して、土日で1泊2日の釧路旅行へ。

Peachで成田から釧路へ

Peachは荷物の大きさ、重量のルールが厳格と聞いたので、荷物は最小限にした。
仕事用のパソコンを持つのはやめて、一眼レフを持たない代わりに写真撮影を楽しめるようにiPhoneを当時の最新機種に。
旅行カバンは、大きさ制限にも引っかからないように比較的コンパクトなリュックを選んだ。

自宅から成田空港までは電車で2時間以上かかるけど、特急に乗ると、せっかくpeachで安く航空券を買ったのに元も子もなくなる気がして、意地で普通列車だけで成田空港へ向かった。
成田空港に着くと、すでに小旅行をした気分になった。

釧路に一泊

釧路空港からバスに乗って、15:40頃に釧路駅に到着。
夕食まで2時間以上あったので、旅好きの上司の情報や、インターネットで調べた情報をもとに駅の周りを散歩した。

お土産が買える「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」
勝手丼が食べられる「釧路和商市場」
ラーメンが美味しい「くしろ丹頂市場」
フォトスポット「幣舞(ぬさまい)橋」

目星をつけておいたスポットを全て回ったけど、晩御飯に向けてお腹は空かせたままにしておいた。

夕焼けが綺麗すぎた

17時過ぎにホテルにチェックインして荷物をおき、ひと休みしてからくし炉 番小屋へ夕飯を食べに出かけた。

年季の入った渋いお店
焼き牡蠣
釧鯖(せんさば)

焼き牡蠣は、今まで食べたことのないような絶妙な火の通り具合で、美味しさに感動。釧路のブランド鯖・釧鯖も抜群に美味しかったし、店の雰囲気もめちゃくちゃ良かった。

翌朝は早起きしてホテルをチェックアウトし、7:40頃には釧路駅のばんばんで筋子ダブルのおにぎりを1つ買った。

注文すると奥で握って出してくれる

作りたてのおにぎりは、ほかほかと温かく、いま食べるのが一番美味しいんだろうなとも思ったけど、朝ご飯を食べたばかりなので我慢した。

バスツアーに出発

申し込んだのは釧路駅から出発するバスツアー。大人4,600 円で、これだけ観光スポットを巡ってくれるのはありがたい。そして何より楽チンだ。

ホテルの一階がバスターミナル
阿寒バス株式会社・ピリカ号

バス車内で、バスガイドさんがもともとの行程にはないスケジュールを提案してくれた。
本来、阿寒湖温泉を15時過ぎには出発予定だけど、同じ会社が運行する一時間後の16時発の路線バスで、釧路空港に向かっても良いという。しかも追加料金は不要らしい。

帰りの飛行機が18:30発なので、もともとは空港で2時間ほど時間をつぶす予定だったけど、それなら阿寒湖温泉で1時間長く滞在する方がいいなと思って、そのプランに変更させてもらった。

霧の摩周湖

摩周湖、硫黄山、屈斜路湖までは、なんとか天気は持っていたけど、ここから天気がどんどん悪化していった。

阿寒湖でアイヌ料理

阿寒湖温泉でバスを降りたら自由時間。お腹も空いていたので、まっすぐ民芸喫茶 ポロンノに向かった。お目当て初めてのアイヌ料理だ。

外観可愛すぎ

お腹も空いていたので、ユック丼、チェプオハゥ(鮭汁)、セタエント茶(アイヌのハーブティ)と、気になるものを全部頼んだ。

鹿肉の「ユック丼」
チェプオハゥ(鮭汁)

食事を待ちながら、近くのアイヌコタンの観劇チケット情報を調べてみたけど、この日はあいにく休演日だった。  

通りのお土産屋さんも思ったよりも短い時間で見終わってしまい、悪天候で風も強く、11月の北海道は思った以上に寒かった。防寒対策が不十分だったこともあり、湖沿いの遊歩道を歩く気力も無くなった。

今すぐ室内に行きたい。
「やっぱり15時のバスに乗って、釧路空港へ向かうか…」とも考えたけど、ここで同僚が2日前に教えてくれた阿寒湖のおすすめ温泉情報を思い出した。

そうだ、日帰り温泉に行こう

日帰り入浴は、大人 1,300円で、バスタオル・フェイスタオルのセットは300円で借りられる。手ぶらだったので全部借りることにした。なお、混浴のスパで着る湯浴みは無料だ。

冷えた体に温泉は最高すぎた。
普段、あまり長湯はしない方だけど、天空ガーデンスパが気持ちよくてずっと入ってた。お風呂上がりには無料アイスもあるし、畳で足も伸ばせるし、至れり尽くせり。

寒さに凍えていたのを忘れてアイスを食べる

温泉のおかげで阿寒湖の満足度は爆上がりした。

路線バスで空港へ

温泉でしっかり体を温めて16時の路線バスに乗って17時過ぎに釧路空港に到着。18:30のフライトまで時間があったので、買っておいたばんばんの筋子おにぎりを食べた。

筋子ダブル

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