失敗ばかりのあなたが旅でおいしいマインドを手に入れて軽やかに生きる
「失敗続きで、毎日が面白くない。」
「失敗ばかりの私なんてだめだ」
こんな風に悩んでいませんか?
そんな時旅に出て「おいしい」という概念を手にいれる。それだけでその悩みが軽くなりますよというのが今回の話です。
「旅は人生を軽やかに生きる方法を教えてくれる。」というのが僕の自論なので、その自論をバリバリに展開させて、あなたの悩みを少しだけ軽やかにする方法をまとめてみてるのが、このシリーズございます。
おいしいってそもそも何?
そもそも「おいしい」という概念ってなんだ。という疑問を持たれている方も多いと思います。
ちなみに「美味しい」はこの世でもっとも尊く、最強です。
美味しい料理を食べるあの瞬間、美味しいものを口にしたあの日、あの時、あの場所で。
思わず僕の中の小田和正が出てきてしまいましたが、今回の「おいしい」は料理を食べての「美味しい」とは少し違います。
ここでの「おいしい」はいわゆる「それってネタになるからええなー」という意味の「おいしい」です。芸人がテレビで使っているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
関西人もよく使います。関西人はいざというとき「すべらない話」ができるかどうかで、その存在価値が決まるといっても過言ではない、弱肉強食の世界で生きているので、ネタになる話は大好物っす。
ちなみに、僕は昔合コンで年下の女の子に「すべらない話」してと言われ、必死で話をした結果、「ふーん。」という感想だったことがあります。このときばかりは、ぞっとして、関西人やめたくなりました。ライオンに頭から喰われた気分です。
おいしいと旅の関係
さて、合コンの話はともかく、旅をしていると計画どうりにいかない失敗なんてやまほどあります。
自分の準備不足で起きることもあれば、文化の違いによって起きることもある。
飛行機が飛ばない。電車が時間通りにこない。道がわからない。なんてことはしょっちゅうです。
僕も旅する中で、いろんな失敗を経験しました。
・予約した宿の場所がまったくわからず、夜の街をバックパック持ってさまよったり。
・長距離移動のバスに乗っていたら、どうしてもトイレがしたくなり、草原の真ん中に放り出されたり。
・調子に乗って甘いものを食べ過ぎたら、虫歯になって、本当に美味しいものが食べられなくなったり。
・中国に行くはずだったのに、パスポートの有効期限が切れていることに当日の朝に気づき、結局いけなかったり。
おおかたは自分のミス。しかし、そこはご愛嬌ということで。(ご愛嬌もいい言葉)
そんな旅の中で、最初はその都度、失敗する自分にいらいらしてました。そして、失敗ばかりの自分をせめていました。
でも、こうやって文章を書く中で思いついたのです。「失敗は全部、ネタになる」=「おいしい」と。
失敗ではなくて「おいしい」経験
失敗は全部ネタになる。つまりおいしいんです。実際にこうやってnoteに書くネタ満載で、僕は嬉しい。失敗を経験していなかったら、このnoteも生まれなかったんだろうと思います。
実は旅から帰ってきたあとって「ここの景色が綺麗だったよー」って話よりも「あの日、あの時、あの場所でスリにあってさ」みたいな話の方が盛り上がったりするものなんですね。
そうやって、旅の中でおいしいマインドを手に入れていく。そうすることで失敗ばかりの自分なんて…という悩みは軽くなっていきます。
これは日々の生活でも一緒。日々の失敗を「おいしい」に変えることで、失敗ばかりの毎日は、「おいしい」ばかりの毎日に変わる。
もう合コンで「すべらない話」してよ。と言われても、恐れる必要はないわけです。
失敗ばかりと悩んでいるあなたは、ぜひ「おいしいマインド」を手に入れてみてください。そして、その失敗を誰かに話して笑ってもらってください。書いてもいいと思う。そうすると、人生が少しだけ軽やかになるんじゃないかなー
サポートしていただいたお金は、旅の資金に回し、世界のどこかであなたのことを勝手に想像してニヤニヤしたりなどします。嫌なときは言ってください。