【まず育てたい力】幼児期に育てておくとよいチカラ「見る力」
こんにちは、ジーナです。
小さい子っていろんなことに興味をもって
こちらの予想外のことをして、びっくりさせてくれますよね。
あれってね、こうしたら、どうなる?って
こどもなりに推論を立てて、実験を繰り返しているんですって。
だから、止めちゃいけないんです。
人生において幼児期の体験がカギになっている。
そんな風に思っている人も多いんじゃないんでしょうか。
幼児期に育てておくとよいチカラは、「見る力」と「聞く力」です。
本日は、見るチカラについてお話しますね。
見るちから
うちの繊細っこは、
目に入ってきたものに興味を持っていかれます。
こんなふうにパッパッと見て、次々に興味が移る段階では、
まだ脳の視覚の領域は発達していない状態です。
視覚を担当している領域には、3つの発達段階があります。
パッと見る→観察する→理解する
という順番で発達していきます。
なので私の娘は、
視覚が優位ではあるけれど、得意ではないということです。
素質はあるので、見る力を伸ばすチャンスなのです!
視覚が強いという本当の意味は、
注目すべきものに、注目し続けることができる
コントロールができるということなんです。
うちの繊細っこみたいに、
見たものに反応して吸い寄せられていくのは、
見る素質があるということ。
見たものに反応して吸い寄せられていくので、
注意がそれやすく周りの環境を整える工夫が必要になります。
遊ぶところと、作業スペースを分ける、机を壁に向けるなどです。
見ることにあまり興味がないお子さんは、
好きな絵本やキャラクターを見つけて遊ぶことで、
見る力をつけていきます。
じーーっとみる(凝視)から、キョロキョロと周りを見始めた
タイミングを狙うと耳に情報が入りやすいです。
その時に、声掛けをするとお子さんにも伝わりやすくなります。
何かに集中していて、お子さんが反応しない、声が届かないというときは、
切りかえのタイミングを狙って声掛けをしてみましょう。
見る力のつけかた
正解のないお題を出して、遊ばせることで観察力を養って、
見る力の発達を促します。
原っぱで「丸い石ころを探す」など、「葉っぱの違いを見つける」
「まるい形の葉っぱをたくさん集めよう」とか
夏はシーグラスや貝殻、これからだと、どんぐりとか。
身近にある、形がいろいろあるものがいいですね。
私はよく早とちりをするんですが、
そんなお子さんがもしいたら、目に入ってくる単語を手掛かりに
推測で文章を読んでいる、ということがあります。
そうです、ちゃんと読んでないんです。(笑)
そんなお子さんにおすすめなのは、料理のおてつだいです。
料理って野菜を切ったり、葉っぱをちぎったり、
野菜の皮をむくにしても、やっぱり見ることが必要なんです。
観察力を養ったり空間認知能力を高めるのに最適なのが、
料理なんです。
最近では、スマホの画面で動画を見ることが増えて、
視野が狭くなっています。
大切なのは視野を広げること。
そのためには、外でかくれんぼをするとか、
広い空間で遊ぶこと、自然の中での正解のない体験が
とても役立ちます。
うちの繊細っこも動画大好きなので、
ちょっと動画見すぎたな。。。っておもった翌日は、
外に連れ出して遊ぶようにしています^^
YouTubeが欠かせないおこさんには、
子どもの脳に大量にインプットされた情報を
アウトプットしてあげることがおすすめです。
動画の内容がわかるならクイズを出すといいですよ。
この子(人物)の名前はなんだった?とか、
ここってどうなってたの?とか。
幼児だし、クイズ無理ってときには、
見た動画の真似をして、思い出しながら遊ぶ。
それだけでも違いますよ^^
本日は見る力についてのお話でした。
次回は、聞く力について書きますね。
最後までお読みいただきありがとうございます🍀
それでは、また♪
発達科学コミュニケーショントレーナー
よしだ けいこ
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