デパートでふんどし、〇〇〇〇の?
先日(9/11~13)、長崎浜屋百貨店での「秋の県産品まつり」に後半3日間だけ、TeRAYAも出店させていただきました。
通常テラヤは私一人のワンオペですが、こういう時はたくさんの皆さんのご協力を頂いています。感謝しかありません💛
テラヤのオープン当初からずっと力になってくれている「カリスマ美人店員」SHIHOさんにも、搬入から売り場までお手伝いいただきました。
こちらSHIHOさん。一般人です。
うん、やっぱり安定の美しさ💛
SHIHOさんが手にしているのは、立体彫りの豪華べっ甲のかんざし。
実は今回、ふんどしだけではなく「べっ甲」もメイン商品でした。
というのも、2020年度長崎県産品の新作展で当店の「本べっ甲・マスクベルト」が優秀賞を頂いたので、その展示会もかねた催事出店だったんです。
べっ甲は長崎の伝統工芸ですが、値の張るものなのでなかなか手に取る機会がありません。そこで、「もっと身近にべっ甲に親しんでほしい」という職人さんの想いからこのマスクベルトが誕生しました。
↑テラヤのべっ甲サイトです。美しい品の数々をご覧くださいませ。
このマスクベルトは、職人さんご自身が補聴器を使用されていて「眼鏡+マスク+補聴器」で耳への負担が大きく、それを軽減するために思いつかれたアイディア商品。
耳にゴムがかからないから、楽なんです!
またこの品は、京都の芸子さんたちがお座敷でつける装飾品としての注文も多いそう。残念ながらその写真はありませんが、繊細な細工が施されていて、後ろ姿にも気を抜かない女性の美意識の高さを感じさせる美しさと機能性を備えた大人の逸品でした。
写真左の男性が駆けつけてくれたべっ甲職人の藤田誠さん。
ところで、タイトルの「デパートでふんどし、〇〇〇〇の?」の〇〇に入る言葉なのですが、何を連想されたでしょうか?正解は一つではありませんが、よく聞かれる言葉としては、
デパートでふんどし、
「売れてるの?」
「おいてるの?」
「はいてるの?」・・・などですね。
そして、それらに対する答えは、
「はい、売れてます」
「昔から、置いてます」
「もちろん、履いてます!」になります。
(3番目は唐突ですがwww)
最近では、お洒落なふんどしも増えてきたので普通に陳列されていることもありますが、昔から大抵のデパートの男性下着売り場には、表になくても引出しの中に「赤ふんどし」と「白ふんどし」の在庫があると聞いたことがあります。
これは、日本各地にふんどしユーザーが確実に一定数いる!ということですよね。ふんどしの良さを体が知ると、パンツには帰れない、替えられなくなるものなんです。だから「ふんどし、どこに買いに行けばいいの?」と悩む紳士のために、ちゃんとデパートにもあり続けたのではないかと推察します(^_-)-☆
ところで、当店はふんどし屋ですがその品ぞろえはふんどしだけにとどまらず、べっ甲、書籍、うどんやお茶まで・・・なんとも多岐!
よくお客様から「テラヤデパート」「テラヤスーパー」などと言われて笑われてました(笑)
一見、「ふんどし」と「べっ甲」も何の共通点もないように見えますが、
テラヤのコンセプトは
「ココロとカラダが笑顔になるもの!」
「伝統的なものをモダンなデザインで!」
なので、べっ甲もちゃんとJAPAN SHOP TeRAYAのカテゴリーにマッチしているんですよ。
ネットでのお買い物もそんな感じで、「いったい、何屋さん?」という雑多な感じがあると思いますが、ゴチャゴチャした長崎の和華蘭文化的なテラヤの世界観をお愉しみ頂けるとうれしいです。
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