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TERA WORKが目指すこと。3つの機能について

TERA WORKは、法事や行事で活用していない時間、お寺の空間を解放し、仕事や自分の時間を過ごしたい人とつなぐ仕組みです。

お寺で過ごす時間や「仕事」することを通じて、一人ひとりが仕事や働き方、生き方と向き合い、より良く変えていくきっかけを作ります。

お寺がなぜ人の「働き方」を支えるのか。TERA WORKのミッションやメッセージはWebサイトや代表のnote記事に詳しく記載しているので、ご確認ください。

TERA WORKは「働く」や「生きる」を考える場

TERA WORKは大きく3つの特徴があります。1つ目は立ち上げ時に掲げた
「仕事場」を探す人とお寺をつなぐ機能です。

コロナ禍でテレワークが浸透し、働き方に幅が生まれた反面、働く場所に対する課題が浮き彫りになりました。自宅で仕事、生活、育児全てを完結させる難しさを感じた人は多いのではないでしょうか。

家では集中して仕事ができない、いつもと気分を変えて仕事をしたい。そんな方たちの「働く時間」をより良くする場として、お寺が介在できればと思っています。お寺で仕事をしてみたい、お寺という空間を体感してみたい、自分と向き合う時間が欲しい、ワークショップなど何か活用したいというご希望がある方は、気軽にお問い合わせください。

ちなみに、利用金額や対応可能時間などはお寺によってさまざまです。利用料をいただいているお寺もあれば、無料で開放しているお寺もありますので、各寺の詳細をご確認ください。

TERA WORKはミッションやビジョンはありつつも、細かな設定に関しては、お寺の方々に一任しています。TERA WORKの

1.人の「生き死に」に寄り添い、多様な働き方、生き方をサポートする
2.現代におけるお寺の在り方を考え行動し続ける

というミッションのもと、各寺の方針や背景を尊重しながら、お寺の方々と良い連携ができればと思っています。ミッションでつながり手段は柔軟に。いい形で越境したり逸脱したりを重ねていけたらと考えています。

私たち自身、2020年6月から取り組みを開始し、お寺は単に仕事をするだけの、TODOをこなすための「コワーキングスペース」ではないと感じています。仕事や働き方と向き合うことを通して、またお寺という空間で過ごすことを通して、多様な人が自身と向き合う時間や機会を創出していけたら嬉しいです。

2つ目はワーケーション、オフサイトミーティングとしての活用です。

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加盟寺の中には、宿坊を運営されているお寺があります。お寺が運営する宿坊に宿泊し、内省や自分と向き合う時間を取ったり仕事することを提案しています。お寺はそもそも「内省」に適した空間です。日常の延長にある非日常空間として、より価値を作っていけたらと考えています。

企業や団体向けに研修やオフサイトミーティングの場としても活用できますので、ご興味がある個人や団体、企業の方は気軽にご連絡ください。

お寺の人たちが挑戦していくためのコミュニティ

3つ目はメディア、コミュニティ機能です。

TERA WORKに加盟しているお寺を中心に、noteでお寺の人たちの考えや思いを伝えていきます。

加えて、加盟寺同士がつながり、思いや経験を共有することで、各お寺の挑戦を後押しできるようなコミュニティを運営していきます。

お寺の今後や経営に課題を抱えるお寺関係者は少なくありません。ですが、「これをすれば正解」というものはなく、お寺がこれから何ができるのか、どういう役目を担うのか。各お寺の背景や文脈、加えて地域性なども鑑みながら、独自のあり方を考えて実行していく必要があります

答えがない挑戦をしていく上で、頑張り続けるのはとても大変です。疲れたり、しんどくなることもあります。そんな時、TERA WORKが個々が挑戦していくための「拠り所」となるといいなと思っています。時には励ましあったり認め合いながら、個々のお寺が動いていける。そんな場を作っていきます。

実際に、TERA WORKを通じて出会った人同士が同じ思いを持ち、同じような取り組みをされていた例もあり、今後が楽しみです。

TERA WORKのサービスはもちろん、メディアもコミュニティもこれから育てていく段階です。TERA WORKに参加して、これからのお寺のあり方を共に考えたい、お寺の可能性を一緒に高めていきたいお寺関係者の皆さま、まずは気軽にお問い合わせください。

TERA WORK代表
水野綾子

写真:栗原洋平

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