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あばらぐらむ

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2016年12月の記事一覧

読書感想文①『ナイフ』

アルバイト先の大掃除中、偶然見つけた本。処分されるから、ともらってきた重松清さんの『ナイフ』。

心を常にナイフの先端でぐりぐりと抉られる。読んでいる最中は生きた心地がしなかったけど、ページをめくる手は止まらなかった。

用事がある場所へと向かう電車で読み終わらなかったので、最後は結局駅のベンチで見届けた。

登場人物は、小学生、中学生、働く大人たち。ただ、 全員に共通していたのは何かと闘っている

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