見出し画像

学生からはじめるものづくりスタートアップのすすめ:最初の資金調達

※本記事は資金調達に実際に使った書類もあることから、一部を有料記事にしております。売上は政治活動に充てさせていただきますので、どうか応援いただけますと嬉しいです。

本記事では大学院生になった寺嶋が2016年の会社創業後はじめて行った資金調達について記載します。なんだかんだ起業関係でトップ3に聞かれることが多いように感じる内容です。

結論からいうと2016年3月に起業してから6月までにトータルで創業資金を除いて300万円集めました。当時親のすねかじりをしていた自分にとってかなりの大金です。どうやってこれだけの金額を得たのかについて以下に記載していきます。

と、その前に主にベンチャーが資金調達をする場合において主な調達方法は3種類です。その方法について軽くご紹介します。

融資
銀行や地元の信金、友人、親戚から借り入れを行い、それを元手として事業を行います。一定周期で利息と元本の返済を行う必要があります。

投資
会社の株式を投資家にわたすかわりに融資と違い返済不要の資金を手に入れる方法です。返済の必要性がない代わりに会社の所有権(株式)の一部を渡す必要があること、投資金額や会社の価値算定の交渉などが必要です。

補助金
国や市町村自治体が公募している補助金に応募して、そこに採択されると行政から活動資金をもらえる仕組みです。融資や投資と違って返済や株式の提供が必要ないかわりに、資金使途の限定や各種書類業務の多さ、精算払い、使用した金額の何割の補助などの制約があります。

もちろん上記以外に手元資金で行う方法やすぐに売上をあげれる事業をすでにもっているのであればそからの利益でベンチャーの運営をする方法もあります。これらの方法を理解した上で自分のやりたい事業の内容や計画、これまで築いてきた関係性、現在の市況情勢を考えて事業内容にあった資金調達計画をねりましょう。(といっても最初からしっかり資金調達の計画なんて考えれないのでまずはこんな方法があるんだ位の理解で大丈夫です)

これらについて理解したら実際に私が創業初期に行った資金調達について解説していきます。(実際にそのときに出した書類も一部掲載)

ここから先は

991字 / 4画像
この記事のみ ¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?