見出し画像

機能不全の中にいる子どもへ、遊びを届けるワークショップをしている。

プライバシーの都合で、あまり告知や記事にはしていないけれど、2022年春から、機能不全の中で育つ子どもたちへのワークショップをしている。

私はワークショップとしての遊びを提供しながら、発達の観点で彼らを見守っている。プログラムには、時々に必要な動きを入れている。
今年からはやっと、芸術療法(ロジャーズ派パーソンセンタード表現アートセラピー)の手法も使えるようになる。

毎月、つくったプログラムを携えて、おうちにうかがう。生活の中に課題があることを、ご家族の方が日常的に言葉にして伝えていらっしゃるので、子どもたちにもその認識が一応ある。その空気感の中で、遊びをともにする。

依頼者であるご家族の方が、ベテランのPSW(精神保健福祉士)であるということが、私自身のワークショッププログラム開発・実践に、とても大きな力になっている。自分だけでは、この仕事に踏み出せていなかったかもしれない。
家族や個人の日々の状況を、その方が伝えてくださる。月に1度顔を見せるだけの存在である私には、その日のワークショップで子どもたちが見せた言動を、どう捉え、この先にどうアプローチしていくかということの貴重な材料になる。

さて、子どもたち2人は小学校中学年と低学年だ。子どもの年齢差は大きく、どうしても下の子に合わせた内容にはなってくる。
けれど、今年は上の子に、もっと焦点をあてられるようなプログラムつくりをしていきたい。できそうな方向性が、今いくつか見つかりつつある。

いつも読んでいただき、ありがとうございます!