見出し画像

#5 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(結末)

2021年11月24日。僕はクラブから契約満了のリリースが発表されました。

noteの#1で記載しましたが”結果の世界”です。
出場0。チャンスをもらってモノにできなければクビ。それは当たり前です。
リリースコメントにも書きましたが”成功”はできませんでしたが生まれ育った長野で新たな景色を見ることができ、"成長"は確実にできた自信がありました。

この一年では本当に多くの方々に出会い、ホームタウン活動を通じで地域の方々の声を生で聞き、ファン・サポーターの皆様とコミュニケーションをとり歩み続けたことは今にもつながる財産です。

2021GKチーム


そして2021年12月2日。クラブでの活動もいよいよ終盤。
木島平小学校では全校児童で苗を手植えから行い、6月の田植えから10月の稲刈りまで継続的に参加させていただきました。

本日は収穫祭とこの授業もいよいよフィナーレ。
先ずは5年生みんなから田んぼの石拾いから等級検査までのこれまでのお米づくりの歩みと学びを発表してもらいました。

5年生の発表
クイズ形式の問題

今回収穫されたお米だけでも700㎏です。
ここ10年で一番の収穫量となったようです。

またこの発表はオンラインで全クラスと繋ぎ実施され、クイズ形式で楽しい学びの場となりました。

子供達の発表

その後はいよいよお待ちかねの給食の時間。
実際に取れたお米を一緒にいただきました。

実際に収穫したお米

口にした時美味しさの違いにビックリしました。
一緒に汗を流して田植えや稲刈りをし作ったお米は別格でした。

寺沢選手発表中

「一緒になって同じゴール・目標に向かって取り組む楽しさ、達成感を感じました。この気持ちを今後も持って、いろんな事にチャレンジしていこう」と児童たちに総評させていただきました。

夢を育む交流事業として田植え、稲刈り、収穫祭、巡回指導と例年以上の交流を実施し参加させてもらい、その度に選手と児童との距離・温度が増し共に学び、応援し合うパートナーとなった気がしたんです。

2021シーズン終了

こうしてアスリートが地域の一員として積極的に参加し、地域のニーズや課題に対処する取り組みを支援することで、地域コミュニティの発展に貢献できるんです。

また、地域の支援やリソースを受けながらアスリートが育成されることで、双方が相乗効果を生み出し、持続可能な成長を促進できるとこの1年間で経験しました。
AC長野パルセイロの一員になれて、熱いファンサポーターに出会えて幸せでした。
ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?