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カップルセラピーなるものを知る

てら(旦那)とは、一緒に住み始めて二年になります。

お互いにかなり性格が似ていることもあり、あまりぶつかることなく、これまで穏やかに過ごしてきました。前回のnoteでも書いたように、我々はいわゆるハネムーン期間なので、これからも二人は絶対に大丈夫!なんでも乗り越えられる!と思っている節があります。

ただ、周りの人には「誰かと暮らすって大変じゃない?」とか、「楽しいのは新婚のうちだよ」とか、言われるんですよね。今は二人で過ごす時間が、すごく充実していて、楽しいと思う瞬間の方が多いです。この時間が続いたらいいな〜って思ってます。だけど、いろんな意見を聞いたり本を読んだりしていると、このまま変わらずずーっと進むのは難しいような気もしてきます。

二人でこれからも仲良く平和に楽しく生きていきたい!と思っているときに「カップルセラピー」というものがあることを知りました。

カップルセラピー:夫婦、婚約者、恋人、パートナーとの関係改善のため、ふたりで一緒にカウンセリングを受けること

アメリカではかなり主流になっているようで、前回紹介したこの本の中でも、壁にぶつかったカップルがカップルセラピーを受ける描写が何度も出てきました。当事者の二人だけでなく、第三者が加わって話をすることで、より本質的な話ができたり、冷静に話し合いができたりするメリットがあるそうです。

確かにいくら夫婦とはいえ、きちんと時間を設けて話をしないと、だんだんとお互いの考えていることが食い違ってきたり、不満が溜まっていったりすることは、今の私にも容易に想像がつきます。ましてや子育てや介護など、生活が大きく変わるライフイベントを前にすると、より話し合いの時間が二人の関係を左右する大切な時間になるんだろうと感じています。

カップルセラピーに興味を持っていたところ、アメリカ留学中の小林さやかさんのnoteがたまたまタイムラインに流れてきました。

この中には、二人が関係を前に進めるためにあらためて話し合いを行なったこと、その上でカップルセラピーを受けてみたこと、お互いが納得の上前向きな形で離婚を選択したこと、などが書いてありました。(つたなすぎる要約なので全文は以下をご覧ください)

家族は「チーム」なわけなので、同じビジョンを持っていて、お互いに支え合いながらも、それぞれ個人の人生だって謳歌していいはずだ。それが出来ていないなら、チームで話し合うべきで、ビジョンが違ってきたり信頼し合えなくなっているなら、チーム解消だってひとつの選択肢であって当然だと私は思う。

上記の小林さんのnoteから

個々人で人生を謳歌しつつ、家族という「チーム」で人生を謳歌する。それを実現するためにあるのが、二人の間の話し合い、なんだと解釈しました。なんとなく生きている中でそれをするのが難しいから、カップルセラピーもあるんだな、と。

最近は健康、ウェルネス(身体的にも精神的にも)といった言葉にすごく興味があるんです。日本でもセラピーが、もっと一般的になったら、自分の人生をや家族(チーム)の人生を幸せに生きられる人が増えるんじゃないかな。

旦那とは定期的に、お互いが考えていること、将来やりたいこと、楽しいと感じること、など話し合える関係でいたいな。カップルセラピーを受けることにも、興味が湧いてきたので、タイミングをみて受けてみたいです。

P.S. 日本ではなんとなく「阿吽の呼吸」とか「言わないでも伝わるのが美徳」とか言われがちだけど、そんなわけないよな!という気持ち。カップル、夫婦、パートナーだからと言って、長年一緒に暮らしているからといって、なんでもわかるわけない。長年暮らしていくからこそ、それぞれの思考にいろんな変化があって、それでも一緒にいる選択をしているのが夫婦なんだ、ということを肝に銘じて暮らしていきたいと思います。


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