Sさんへ。いくつか
おはようございます。
昔の方々は書簡のやりとりで意見を交換しあった。
それは、より出会いを濃厚にし、そしてSNSやチャットの交流よりも、濃密な考えの凝縮を発生させたように思います。
Sさんとの出会い、話は濃密すぎて、そして近くに住んでいることもあり、何度もお時間をいただいており感謝です。これからもチャットやリアルな会話も含めて、密に、いや、これは、昨今の頃な事情では使いにくいワードですね。頻繁にお話を継続させていきたいと思います。
昔の書簡のようにまとまった文章で考えをお伝えし、また、とっ散らかった考えをまとめた方がいいと思い、しばらく、置いておいた、こちらのブログを使わせてもらおうと思います。公開の形になりますが、まぁいいかな。と。
今回は、雑多なはなしを。
(1)業務連絡
今週、平日にDW訪問するとお伝えしましたが、連休前で仕事が立て込み、結論として、日曜の16:00頃にお伺いすることさせてください。
(2)くんづけ
Sさんが、以前、読書会で、「Tくん。」とくんづけして読んでいただいたことがあり、あの時、周囲の皆さんが、「え!」と驚いていたこと思い出せるでしょうか。
あの時、Sさんもニヤニヤしていましたが、僕も、にやにやしていました。嬉しかったのです。急速に関係性を構築できた成功感と、弟子入り感がたまらなかったです。今は「さん」づけで会話の関係を築かせてもらってい、それも嬉しいのですが。
これからも、「くん」づけ。たまにお願いしますね。僕が調子に乗った時や、少し間違った方向にいっているな。と感じられた時。経験不足だな。と思った時。
そして、僕のいない場で、僕の話をするときなど、「Tくん」や「あいつ」など使っていいただくと嬉しいです。It's my pleasure.です。僕はSさんの弟子に近い存在、後輩っぽい存在としての誇りを持てます。
二人の会話時は、今の関係性の継続でしょうね。
(3)貨幣とファッション
Sさんは、ファッションに技術の概念を導入された方、その社会性を見極めた方と定義できると思います。「ファッション素材の再定義」
僕の話をしている貨幣へのエネルギー価値の導入は、「経済への技術概念への導入」であり、似たことともいえます。
今の人々の考えに対し、僕の考え方がどれだけのギャップがあるのか。まずは、そういうことかと思います。そして、その両者をどのようなコミニュケーションで近づけていき、発火点を産むのか。そのデザイン。
Sさんの考える通り「貨幣の再定義」なのですが、それは、より深いところに至らないと発火点が生み出せないように思います。それは「信用の再構築」であり「価値の再構築」なのです。
いまは信用、価値の絶対基準として貨幣があるのが人間の心理なわけです。しかし、実態は貨幣は信用のネットワークとサイクルから構築されており、最終的には政府と銀行の定常的交換サイクルがまわることが前提となっています。
そして又貸しによる空間的増殖。利子による時空間的増殖。
ざっくり言えば、成長前提、人口増加を前提としたシステムであり、そのスピードの制御が合わなかったときにバブルや景気悪化が発生します。最終的には戦争も。
貨幣自体が信用バブル、価値バブルになっているわけです。
問題は、この経済のバブル、有機的不安定性は生物的に正しいのです。沼にいるカエルが、気候変動で減ったり、増えたりしていくのと同じように、ときには協力し、敵対し、共食いしながら増え、他の沼と行ったりきたりもする。それらは本能的で、増えても減っても正しい。
そして僕の提案は、貨幣に対し科学的、技術的態度。そう。理性を導入する。それだけです。カエルが常に水の流入のある池に、「自分たちの意思」で移動するかのように。
(4)戦争
戦争が間違った政府、軍部の意思、イデオロギー、宗教の違いや、資源獲得の欲望から生まれる?それは正しいけど本質ではないのです。
月の兎は、夜の地球を、長い間見ています。
地球上の光が、一箇所で増え、ある一帯から溢れ出すときに、隣のわずかに色の違う光の一帯との境界で、瞬く光が生まれ、そして隣を飲み込んでいく。戦争はそれだけなのです。
戦争を僕は嫌います。しかし生物である以上、拡張本能はあるわけで、戦争は発生しうるのです。理性がある人間であっても、その価値基準が国に縛られている限りは国境の中と外に対する意識は変わります。
僕は国境という「境界」を僕は県境くらいにしたい。多様性の喪失はあるでしょう。文化の変遷もあるでしょう。
理性により獲得すること。
平和と文化。僕は平和を選びます。
それは、経済と技術の恩恵で人の増えすぎた地球は、毎日、大量に餌をやって、カエルを養殖している沼みたいなものです。あるときから餌をやらなくなったら、何が起きるか。そもそも餌のやり方ってだれか知っているのか。
科学技術は境界を超えます。真実をベースにしているから。
根本的価値基準が境界を超えて均一になることの重要性。
などなど雑多な話をまずは。