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アート独り言。(国際芸術祭 あいち2022@一宮 その3)

オリナス一宮から、旧一宮市立中央看護専門学校へ。
向かう道中、不思議な商店街があった。
気になりつつも、ドンドン進む。
5階から見るのを促される。一作品は1日に2回しか上映がないため、再度チャレンジすることに。
もう一作品は、病床を利用した作品だった。
私には少し無理だと感じ、(病床が無理だった)VR作品の予約時間が迫っていることもあり、2階へ向かう。

要予約

マインクラフトというゲームを利用した、ブロックインスタレーションのVR映像作品。
VR慣れしていないのと、過去にビョークVRで現実に戻れなくなりそうな感覚もあり、少し緊張。

汗びっしょりだった。
まさかあんなところに落ちるとは・・・
終了後、塩田千春さんの作品。人体模型を利用したインスタレーション。
極限まで追い込まれたら一体自分はどんな作品を作るのだろう。色々考えさせられた。

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汗が引かないまま、4階に戻る。とんでもない階だとは知らずに。。。

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ピンクの圧
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失敗しまくりな写真

何やら楽しい音楽が流れている。広い和室の一番奥にはピンク色の壁に楽し気な絵が飾ってある。手前の大型スクリーンには、ピンク色のウイッグを被り、「ケイリーン!」と自らの名前を連呼する映像作品。自分の好きなもののコスプレや自分が大好きな人や物が次々と現れる。ウイッグの被り方がズレていようが、衣装の緑のワンポイントがグリーンバックと一緒に抜けていようが関係ない。とにかく楽しいのだ。

ああ、なんかやられた・・・なんだ、自由でいいじゃないか・・・

私は一体何を考えこんでいたのだろう?

部屋を出ると手洗い場に絵が飾ってある。

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この作家さん見たことあるなと思ったら、自分が関わった展覧会のチラシを担当された作家さんだった。何かうれしい。

作品にはいろんな文字だったり同じようなモチーフが描かれている。どんな思いで描いているのだろう?

それを遮断するかのような音楽が流れてくる。

「ぷーぷーぷぷぷー!」「ぱーぱーぱぱぱー」

???

作品が入ってこない・・・隣の作品は一体何なのだ?カーテンをくぐるとちょうどエンドクレジットが流れていたのでタイミングよく冒頭から見ることが出来た。

音楽、ダンス、映像、すべてが刺激的な西瓜姉妹(ウォーターメロンシスターズ)の映像作品。途中、脱落してしまう人もいる中、最後まで見た。生や性がもっと自由であっていいという、クイア姉妹のいろんな問いかけが含まれている作品。

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キョーレツなビジュアル
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キネクト?
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踊る友人

おそらく、キネクトと思われるカメラが自動で人物を読み取り、西瓜姉妹と一緒に踊る(正しくは簡易モーションキャプチャ)となっていた。通常のモーションキャプチャーよりかは精度が落ちるが、頭から手が生えたり、くしゃくしゃになったりとなんとも言えない面白さ。反対側に飾ってあるフィギュアは、購入すると第三者団体を通じて販売され、その売上金は国内の看護団体に寄付されるということで、医療従事者に対する思いなども感じられる。

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他にも面白い作品が沢山あった。本当は隣のスケート場も見たかったけれど、とても体力が持たない感じでこの日は終了。

まだ一宮会場はまわれていないので、その4、その5もあるかもしれない。

常滑会場は何としてでも行きたい・・・・

その1

その2


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