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シャープペンシル

来週から来てくれることになった新入生の小学生の面談をしたとき

小学6年生くんが

ーこの塾ではシャーペンは使えますか。

と、聞いてきた。

私は

ー使っても良いけれど、男の子に特に多いんだけれど、分解したりして、シャーペンが集中力を削ぐ場合は、このクラスではシャープペンシル使用禁止、鉛筆を使ってください。と言う場合があります。

と、伝えた。

それを聞いて、彼は

ー鉛筆にしといた方がいいかも。

と、笑っていた。

筆記用具にはいろいろと悩ましいことがある。

鉛筆を勧めると、授業が始まるまでに鉛筆を削って準備するのを忘れて、まんまるの芯のまま、ぶっとい筆跡で書かれた字を読むのに苦労することも多い。

鉛筆削りを用意してあるのだけれど、授業の途中でがちゃがちゃと削ることも、他の生徒への邪魔になるし、本人にとっても学習時間のロスでもある。そして、手動のものを用意してあるので、うまく削れない生徒も少なくないだけではなく、しょっちゅう壊れたと騒がれる。笑

何にでも、いろんな教育的な要素もあるので、あえて面倒なものを用意しているせいもあるけれど、、、。

一方、シャープペンシルは、先ほど書いたように分解する子どもたちがいるだけではなく、授業中、ポキポキと芯が折れたり、その芯が飛んできたり、芯を変えるのに時間をかけたり、集中力を削ぐことが多い。

むやみには、禁止しないけれど、何か問題があるときには、それに合わせて対応することにしている。

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