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夏休み 子どもの居場所 プロジェクト ④

今回の子どもの居場所プロジェクトは、小学生だけが対象ではない。

小学生対象のコースは

夏の居場所 と名付け、

中学生、高校生対象のコースは

夏の勉強部屋 

と名付けることにした。

進学校に通う生徒たちも、中高一貫校に通う生徒たちも、必死になって受験勉強をする割には、入学後、

勉強時間は長いのに生活の中心に勉強がないという不思議な現象が起こっている。

一方、ご家庭の様子を聞いてみると

保護者の方々が、やたらとテストの点数や成績にこだわるのに、学習環境が整っていないご家庭が多い。

辞書、百科事典や、本が家にない
新聞をとっていない
大人が読書をしない、
ニュースを見ない
内容のある会話が少ない
いろんな意味でルールがない

などなど、不思議だなぁ~と思うことが多い。

勉強ばかりをしていればよいということではない。

クラブ活動も、友だちとの楽しみも、家族旅行も、いろんなことをしながらも、勉強をしっかりすることはできる。

でも、今、多くの生徒たちが

「忙しい」と言っては勉強を二の次にする。

試験中や宿題のために、
寝る時間を削るのと同じように
日頃ゲームや友人とのやりとりで寝る時間を削っている。

試験や課題がないと、勉強をしないー

だから、試験や課題のために寝る時間を削らざるを得ない。

それが普通っていうのはおかしくないか?

と、私は思う。

リビング学習の効果は、
家に本や辞書があり、
新聞があり、
大人が大人らしい会話をする

そんな環境が整ってこそだ。

それで初めて
リビングは家庭学習の場となる。

そして 学習は少しずつでいいから習慣化しておくのが望ましい。

そんな環境が

ご家庭で作れないのであれば、寺子屋で・・・

そんな発想からの「夏の勉強部屋」である。

だから、

遊びに行く日はお休みでも構わない。

午前中や午後だけと決めて勉強に来てくれても良い。

お昼ごはんは一旦帰宅してもらってもかまわない。

私たちと一緒にがよければ、私たちとともに、、、

自分で考えて、自分で計画して参加してほしい。

そして、生活のリズムを大きく崩さないで、40日を過ごしてほしいと願っている。

そんな願いを込めて、中学生・高校生のための勉強部屋の提供をこの夏はしていきたい。

宿題も
規則正しい生活も

明日から と

40回ほど言い続けて

夏休みを終わらせてしまわないように 笑


いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>