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学習塾にできること ②

寺子屋かめいは、一応

小学生から社会人までの総合英語塾

を、名乗っている 笑。

そして、25年足らず前に「英語でも読み書きそろばんができる人が育つ塾」を目指して「寺子屋」と名付けた。

でも、今、英語どころか日本語での読み書きそろばんも怪しい子どもが少なくない。

それは、小学生からかなり顕著に出ているため

様々な対応をご家庭でもお願いするけれど

結局、それが表面化して問題となるのは、中学校や高校に入学してから・・・というケースが多い。

その場合、その時点では、子どもたちはもう行き詰っているのだけれど、大人たちは自分たちが敷いたレールに乗せることに躍起になっている

なんて状況もあり、悩ましい。

そこで、子どもたちは、やる気をなくしたり、反抗的になったり、学校を休みがちになったり、、、、し始めることがある。

けれど、それは、思春期と重なるから、反抗期と考えられ、いつかは抜けるそういう期間と思われがちで、問題は先送りされる。

そんな生徒をたくさん見てきた。

そこから、ずっと学校に行かなくなる、行けなくなる子もいる。

私たちは、そんな若者を少しでも減らしたい。
ただ、読み書きの力を適切な時期に強化するだけで、彼らの生活が少しでも楽になるなら、そうしてほしい。

子どもたちには学習に向かう姿勢、学習の仕方をしっかりと身に着けて、できれば中学卒業と同時に寺子屋を卒業ー

高校では近況報告のおしゃべりに来て欲しい。塾を利用する場合も、自習+α程度で通ってくれる生徒たちが育つ塾でありたい。

そんな思いを込めた講座が 寺子屋の秋のプロジェクトー国語基礎講座ーだ。

小学生から塾なんてという声もあるけれど、

私に言わせると

高校生にもなって、大半の勉強を人に頼らないとできない方が問題だと思う。寺子屋の小学生講座は、高校生になったら、自分に必要なことを自分で考えて助けを求められる生徒たちになってほしいと願っての講座でもある。

一方で、できれば、というか、望まれれば、学校を休みがちになっていたり、行けなくなってしまった生徒たちが少しでも気持ちを楽にして学べるなら、お手伝いをしたい。

だから、

寺子屋は「辞める」「少し休む」という高校生たちを心よく送り出す。そして、彼らに不義理がない限り

「いつでも何かあったら来てね。」とか
「遊びに来ていいよ」とか
「近況を知らせにきて」などと声をかけて送り出す。

彼らを含め、教え子、卒業生たちが、寺子屋の玄関の扉を開けて入ってきて、おしゃべりを始めるときが、私の一番うれしい瞬間だから。


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Terakoya Kamei
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