てらこやのひび　⑯

今日は、三重県立高等学校後期選抜入試日だ。

毎年、私は、

生徒たちが努力に見合った結果を手に入れること

を、祈ることにしている。それ以上は望まない。

他は、その後についてくるものだと思っている。

今年、寺子屋からこの後期選抜入試に臨んでいるのは1人ー

今年の受験生の中で一番、濃い時間を過ごした生徒だけれど、通塾歴は今月でやっと丸１年という寺子屋生の中では短めの生徒だ。

けれど、スタッフ全員の心を鷲掴みにしただけではなく、多くの生徒たちをも魅了している、とても魅力的な生徒だ。彼なりの努力がきちんと報われること、そして、彼の秘めた能力が評価されることを祈っている。

私は、機会があれば生徒に伝えることがあるー

それは、学校の成績も、学校の偏差値も、気づけば過去の栄光にしかならないもので、結局は、いつでも、どこでも、自分の努力次第

ー学校名はただ次の入り口を楽にしてくれるだけのもの。どんなときも、そこで、君たちが何をし、何を学ぶかにかかっている

だから、その都度その都度、最善を尽して、あとは天命を待つー

成績や結果より、それが分かって努力ができるかどうかが大切だということ。

土曜日の授業後、

しっかりと、最後まであきらめずに臨むことー

そう言って、送り出した。きっと、そうしてくれていることを信じている。

そして、今週は、結果を待ちながら、次の準備を進めたいと思っている。

今週の後半から高校入学準備講座を始める。