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梅雨明けと短い夏休み

私は梅雨はあけたと思っていたけど、本当の梅雨明けも間もなくのようですね。遅かったな、梅雨明け。
1学期が伸びたこどもたちに、夏休みはまだよって言うために、天は雨を降らせていたのかなあ・・・。おかげで少しだけしのぎやすかったと思う。

明日で1学期が終わり。短い夏休みが始まる。
お願いだから宿題は減らしてくださいって思うんだけど、そうはいかないようです。
だったらさ、あの長かった春休みの宿題を減らしてほしかった・・・。
短い夏休みに普段と同じ量の宿題。ここぞとばかりに入ってくるイベントなど。夏休みなら時間があるので・・・と伸ばしてきた用事。
いつも以上に忙しい夏休みになりそうです。
こどもたちの自由な時間はどこにあるのでしょう??

ひまな時間ってのが、圧倒的に不足していると思う。
普段の学校の拘束時間が長すぎる。その上帰ってからも宿題が。少しはさせたい習い事もある。
哲学はひまな時間に生まれたんだよ・・・と、結婚して専業主婦になった私に夫が言ってくれた。
「何もすることがない時間をどう過ごすか」を自分で考えるところから人生始まるような気がするのに、今のこどもたちは予定でいっぱい。

ああ、あの休校は本当によかったよね。とこどもたちと話す。
何も予定がない、誰とも会わない、同じことがただ淡々と繰り返される毎日を過ごしているとき、家の中はおどろくほど穏やかで、落ち着いて、整っていました。まるで風のない湖のように。
長期休みの快適な過ごし方を知った。
一度味わってしまったから、もう元の世界には戻れないと思ってしまう。
あの日々があったから、寺子屋をやりたいと、やれると思ったのだよ。

短いけど、夏休みが始まるよ。
なるべくひまに。自由な時間をすごしたいね。



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