見出し画像

君の名は

本当にささやかな夢なのですが、ラザニアを得意料理って言いたいなって何年か前から思ってます。
ラザニアってめんどくさそうに思うかもしれませんけど、意外にスパゲッティ―を作るのと似たようなかんじにできて、見栄えもなかなか派手な、パーティー向けの料理です。

人生で1回だけ生地から作ってみたことがあるのですが、それが非常に美味しかった。
だから生地から作って得意料理って言いたいけど、これが大変めんどくさいのです。
何度も何度もこの人の名前を呼びたくなるのを、何年も何年も我慢してきました。

パスタマシーーーン!!!!!

彼がいたら、きっとめんどくさい麺を伸ばすっていう行為を、いとも簡単にやってくれるんだろうな。
そしたら、今は乾麺で甘んじているラザニアを、生麺でつくれるようになるんじゃないかな、って。

でも、1年にいったい何回作るんだろう。
我が家の狭い台所のどこに彼の寝床があるんだろう。
冷静になればなるほど彼の名前を呼ぶ気にはなれず、仕方ないよね、乾麺だってまあまあ美味しいもの。。。って思ってきました。

でもやっぱりね、時々よびたくなるの。
小さな声で。
パスタマシーン。。。

毎年サンタさんに頼むかどうか悩む、私の心の恋人。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?