VISAを取得して、働き方の本質を教えてもらった。
ロンドンで住むためには、VISAを取得しなければいけません。
(経緯に関しては、過去記事を)
このVISAを取得するにあたっての必要な書類の準備や、手続きっていうのは本当にややこしく…… 現地のエージェントさんに手伝っていただきました。
自分だけでは、絶対に取得できなかった。だから、エージェントさんにはとても感謝しています。
感謝しているのですが…… たくさん、ヤキモキしたのも事実(笑)
あるぞ、あるぞ、とは覚悟していたいたけれども、日本とヨーロッパの文化の違いを、とても強く体験したんですよね。出発前に。
「2週間くらいで取れたよ!」
「2〜3ヶ月くらいかかったなあ。」
こんな超両極端な前情報を、色んな人から聞いていました。VISAの種類や時期によって、さまざまということなのでしょう。
出発の直前になって、取れない! となってしまっては嫌なので、わたしは結構な余裕を持って、動き始めたんですよね。
数ヶ月前からご連絡をし、取得のための手続きを始めました。
まずは日程を合わせて、打ち合わせを。そこで、必要な手続きを確認しました。そして、こちらが準備すべきものの指示をもらったんですよね。
VISAの手続きをするんだ。これは、急いだ方がいい!
こちらとしては、急ぐじゃないですか。すぐに必要書類を用意し、エージェントさんに送りました。
が…… 返信が、来ない。
まあ、さすがにまだ余裕があるしな。気長に待つことにしました。そして、数週間が経過。それでも、まだ……
返信が、来ない。
さすがに…… となって、確認の連絡をする。すると、やっとエージェントさんから返信が来て、話が少し前に進みました。そしてまた、指示を受ける。これもまた、すぐに対応しました。
が、返信は来ない(笑)
また数週間待って、また確認の連絡をする。すると、やっとこさ返信が返ってくる。そこで指示を受ける。こちらはすぐに返す。んでまた、返信は返ってこない。
これの繰り返し!!!!(笑)
その結果、めっちゃ前から動き始めたVISAでしたが、ギリッギリでなんとか取得することができたのでした。
そして、思う。やはり日本人って、仕事に対して真面目すぎるのかもと。
日本人の感覚だと、すぐにメールを返信するのは、社会人の常識的な感覚がありますよね。デキる人は、即レスする。みたいなことも、よく言われますし。だからこそ、すばやく返信ができなかったとしたら、そんな自分を卑下してしまいそうなもんです。
でも、すばやく返信をすることが、仕事の本質ではない。いい結果を残すことこそ、仕事の本質なはずだ。
返信の早さと結果が比例するなら、早いに越したことはないけど、返信が早いというだけが、いい仕事をしているというわけではない。
今思えば、あまりに早く取得できても、よくなかったでしょうし。やはり、ベストな仕事をしてくれたのかもしれません。
エージェントさんの仕事っぷりに、ヨーロッパの空気を味わわせてもらったと共に、仕事に対して本当に大事にすべきものを、教えてもらった気がしたのでした。
とはいえ、せめてね、「まだ時間があるから、〇〇日くらいから本格的に動きましょう」とか、「〇〇日をめどに、提出を目指しましょう」とか、事前に言ってくれてたらね、安心できたなとは思うけど(笑)
いい塩梅での仕事との向き合い方を、見つけていきたいもんですね。
ほな、また。
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