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父とのランチで再認識したことは「いまここ」でした。

先日父の誕生日祝で奥さんと3人でランチ(写真はランチで食べた小籠包)をしました。緊急事態宣言下ですしささやかではありますが、誕生会ができてよかったです。和気藹々と楽しい時間が流れていく...と思っていたのですが、多少お酒も入り父がご機嫌になってから少々雲行きが怪しくなりました。おそらくサービス精神もあったのでしょう。息子の僕からすると何度も聞いている話を、誇張かつ美化しながら話すではありませんか...。誕生日だし、まぁいいかとはじめはニコニコ聞いていたのですが...一方的な苦労話からの美談無限ループにしんどくなってしまいました。僕の立場からすると、奥さん含めて対話(会話のキャッチボール)を楽しめたら...と思っていたので。親子だからこそイラついてしまう甘えの構造もありつつ…。父の立場からすると久しぶりに話すため、たくさん話したかったのでしょう。それだけたくさん話せるのは元気な証なので、安心したのも事実。父さん、これからも元気でいてね!ずっと笑顔で父の話を聞いてくれた奥さんに感謝です。

ご存知の通り、事実と解釈は異なります。会社でもあると思いますが、いつも同じ話をする方っていますよね?こうした現象は、話し手にとって思い入れがある事柄で起こります。同時に、高齢になるほどに、新たな情報が生活の中で更新されにくいため、過去の出来事への解釈が上書きされやすくなります。そのため、事実は変わりませんが、思い出は時が経つほどキラキラするし、後悔の念も時が経つほど重くなります

死ぬ前の後悔とは、やらなかったことへの念と言われています。その中には、人生への影響は実質ないこともあるはずです。しかしながら、時とともに後悔の念が重くなるのは、事実以上に拡大解釈されて後悔の念が肥大化するためでしょう。もちろん、それだけいろいろなことに対して我慢をしているってことでもありますが。そんなこんなの思考を経て、やりたいことはとりあえずやってみるのが良いと再認識できました。行動して、目の前の事実に対峙する。つまり、いまここが大事なのですね。父のおかげで学びの機会となった次第です。父さん、ありがとう😁

余談ですが、中華ランチは京鼎樓 恵比寿本店でした。とても小籠包と麻婆豆腐がとても美味しかったのでまた行きます!

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やりたいことで価値創造。ヒトのやってみたいを支援してます。2019年2月交通事故で重症。環椎骨折(首の骨が折れる)・数週間ICU(集中治療)と要介護の身体・体験を通じ、生きるとは?使命とは?を問い続ける。護られた命を大切に いまここ のスタンスで発信。