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モルディブ滞在記~2024年夏(でも観光じゃないよ)

2024年夏 モルディブ共和国に滞在してきました。
南アジア、インド洋に浮かぶ美しい海に囲まれた島国です。
約1190の島を持つ群島国家。島々は珊瑚礁の環礁を形成していて、
点在する小さな島々ひとつひとつがリゾートとなっています。

モルディブの首都マレにあるヴェラナ国際空港には夜到着しました。
そこからの移動手段は、タクシーやボートなどがあって、
せっかくなので、ボートに乗って繁華街に向かうことにしました。

私の今回の滞在の目的は、バカンスではありませんでした。
首都であり繁華街があるマレ島と、ヴェラナ(マレ)国際空港を挟んで、住宅街やビーチやハーバーのあるフルマーレ島で滞在しました。
バカンス目的ではなかったのですが、私が宿泊したのは、フルマーレ島の素朴なビーチに面した宿に泊まりました。

モルディブという国に数日滞在してのざっくりとした印象は、

★人々がとても優しくオープンマインド
★ネコが多い。しかも人慣れしている。
★やたらとバイク(motersycle)が多い。
★スパイシーな食べ物が多く美味しい。
★日本製のプロダクトがとても多い。

 (ミロが市民権を得ていて、滞在中飲みまくった)

ということです。美しい海や砂浜があるのは言うまでもありません。
またイスラム教の国ですので、イスラムの文化が生活のあちこちに垣間見ることができて、とても刺激を受けました。

とにかくバイクが多い。一人一台なみにみんなバイクを使っていて、日本でいう自転車のように街中にバイクがあふれかえっていました。滞在中の移動は現地の人の好意で「2ケツ」で移動。
私にとっては、ちょっとスパイシーさが強すぎたけど、美味しく完食できました。
フルマーレでは、とくにネコが多く。人慣れしているのか、彼らから寄ってきてはすりすりしてきます。
南アジアや東南アジアでは「ミロ」がポピュラーな飲み物になっています。滞在中たくさんミロのお世話になりました。

今回の滞在中に聞いた話で印象的だったのは、
とにかくスポーツを愛し、力を入れていきたいということでした。
そして「子供たちのために」、「人を育てる」、「成長していく」
ということを人々からたくさん聞いたように思います。

モルディブでは、フットボール(サッカー)が一番人気があり、
バレーボールは、ビーチバレーも含めて2番目に人気があるそうです。
バスケットボールも人気があるそうです。
街の中には、屋外のバレーボールコートやバスケットボールコートがあったり、
スポーツクラブの立派な施設で、子供たちがサッカーやバスケットボールのレッスンを受けている光景があちこちで見られました。

首都マレにある体育センターは、日本政府のプロジェクトのもとで建てられたそうで、モルディブの人々は日本を身近に感じているようです。

滞在の目的は、バレーボールのコーチライセンス取得のための講習会受講です。
FIVB(国際バレーボール連盟)によるコーチコースのレベル1です。
参加者は50名程度で、主に地元モルディブのバレーボール関係者に加え、
周辺国のインドから約10名ちょっと、スリランカ、ホンコンからの参加者、
結果的に日本人は、私一人だけでした。
なので、終始私は、参加者や運営者のみんなからかわいがってもらえました。
講習は、すべて英語。私の語学力はおそらく中学生2年生程度のたどたどしいものです。
でもチャレンジしてきました。

やっぱり、日本人、語学の習得はめっちゃ重要課題です。
とても苦労しました。
じゃあ、どうしたらよいか?というのはわかりませんが、
滞在して何となく感じたのは、ただ単に「学校で習う」だけでダメだと思います。
語学の習得には、
自分の感情をともなって、
自分の生活や行動に結びついた環境で、
相手との関係性ができている状況で、
語学を使うトレーニングをしていかないと、
自分から発する言葉にはならないということでした。

ただ、日本人は恐れる必要はありません。
語学力が多少足りなくても、
積極的にコミュニケーションを図ろうとすれば、
いくらでも関係性を築くことができます。
むしろ、日本人にはないオープンマインドみたいな空気があります。
失敗を気にせず、控えめになりすぎず、
日本の国外の「彼ら」と仲良くなるためには、
語学も大事ですが、それ以上に「彼ら」と友人として積極的に関わろうとするマインドが大事。

海外に出て、何かと日本はダメだというような見方をしたいわけじゃないけど、
日本国外にちょっと身を置くと、日本にいるときに抱くいろんな感情や思いが、
ちっぽけなものであるという気持ちになり、また頑張ろうという気持ちになれました。

別記事で、今回のバレーボールの講習会の様子を紹介したいと思います。

(2024年)

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