採用で使えるGIVE&TAKEと七角形
アダコテックルーレット
noteルーレットでヒットしました。アダコテックでは、全社定例のファシリや広報活動がルーレットで割り当てられます。良し悪しあると思いますが、個人的には遊び心があって好きです。
ルーレットで割り当てられたとはいえ、せっかくなので読んで頂いた方へ有用な情報としたく。主に採用に関わる方向けに、採用時に実践している入口で確かめ合うGIVE&TAKEとアカカキセナロの七角形について参考共有したいと思います。
採用候補者は何を求めている?うちの会社でソレが叶う?
各社の採用要件見ているとわかりますが、思い思いに好き勝手書いているわけです。自分も書いてしまいますが大変都合よくですね.. 歌って、踊れて、イケメンで、性格よくて、頭よくて、努力できて、我慢できる人..等。会ったことありますか?(いたら紹介してください)
そういう希少な人材が転職市場にいたとしても倍率は数倍~数十倍です。数十社の中から一つの会社を選ぶのですから、当然その人の希望が叶わない会社は選ばれない訳です。また、選んでもらうため口八丁手八丁で採用できたとしても、GIVE&TAKEが成り立っていないと入社してもパフォーマンスは上がらず、希望が叶っていないためまた転職活動に入ってしまう。会社と候補者どちらも幸せにならない負の連鎖が待っているわけです。
入口で確かめ合うGIVE&TAKE
必ず面接で転職理由を聞いています。ちょっとウザイくらい質問させて頂いてます。(面接でネガティブな事を話してはいけない。と考えている方のために、本音が出るまでアイスブレイク入れまくりです)
その候補者が現職で満たされていない何かがある。その満たされていない事の確認と、うちの環境でソレが叶うのか目線合わせをして、お互いにイメージが付くまでコミュニケーションを取ります。採用要件は一方的になりがちなため、面談・面接で双方与えられる事の確かめ合いを重視しています。 入口で確かめ合うGIVE&TAKEのポイントは下記2点
該当ポジションで何を与る事ができるのか。要求分だけ候補者に対するメリットはあるのか、それを想起しながら採用要件をまとめる
面談, 面接時に候補者の希望(本音の引き出しや、自身の希望に気づいてもらう)を確認し認識合わせをする。その希望ポイントを重点的にQAする(その候補者の希望が入社後に叶うよう、受け入れ側が支援する事は忘れない)
余談:候補者の転職理由が理解できなかった場合は要深掘り。お互いのミスマッチを防ぐために必ず握り合った方が良いポイント
入口で確かめ合うGIVE&TAKEをしっかり実践できていれば、面接しているのにまったく採用できない.. 状態はある程度回避できると思いますが、クロージングできず苦戦した時のアトラクトテクニックを一つご紹介します。
アカカキセナロの七角形
当然ですが、候補者は一人ひとり転職事情が異なります。また、原体験も異なりますから、これだけ伝えれば採用できる!みたいなフレーズはありません。。
30分程度の時間内で原体験掘り起こしも難しいため、面接コミュニケーション内容を分類し候補者の希望している報酬の強弱を確認します。分類することでアトラクトに必要なコミュニケーションが見えてきます。
職場で得られる報酬が上図記載の7つなのは有名だと思います。
短時間コミュニケーションで拾い上げて行くのは慣れが必要だとは思いますが、過去の転職理由や希望(現職の不満要素も)から今最も強く望んでいる報酬が何なのか特定するようにしています。上図であれば「成長」を最も欲している人。どのような成長を望んでいるのかを深掘りし、それが叶う成長機会を提供できると会食やオファー面談等でアトラクトできるとgoodです(もちろん嘘はダメです)
ざっくりですが、CxO採用では「浪漫」、ロワーマネジメント採用は「納得」を求められる事が多い気がします。
アトラクト時にVisionや熱意は大事。プラスして候補者が一番欲している報酬を明確にする
安心、環境、関係、金銭、成長、納得、浪漫。該当候補者に対して入社後に与えられるポイントを伝える事で、他社より希望が叶う環境だと認識してもらい差別化を行う
GIVE&TAKEの目線合わせ、最も欲している報酬でのアトラクト、各内容を特定するために自然と短時間で密度濃いコミュニケーションがされ、面接プロセス後半では共感値が上がり受諾角度は高まっていると思われます。また、入社後に候補者の希望を一緒に叶えて行く事でオンボーディングやエンゲージメント向上にも寄与します。
採用したい候補者に出会えた時の参考になると幸いです。
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