【持論】ネガティブは根源ではない。
お久しぶりです。
いつぶりでしょうか。
毎回この挨拶してますよ私。
どうもすみません、体だけが大事ですから…
久しぶりにnoteに筆を取るわけですが。
今日は「ネガティブは根源ではない」という話です。
これどういうことかといいますと、
人間には色々な性格がございますね。
明るい性格、暗い性格…
これ性格を個性とも言ったりしますね。
せっかちとかオコリンボとか言い方は千差万別です。
ところがこれが、社会的に問題があるところまで行きますと、かわいそうに「〜しょうがい」などの名前で呼ばれてしまったり。(最近だとADHDやHSPとか、変わってきていますね。)
性格とは何か、と言いますと、
「その人の内面を構成する最小単位」とでも言いましょうか。つまり「根っこ」ですね。
これは根っこなのでなかなか治るものではありません。何でも土台から崩すのは大変ですからね。「性格なんだからしょうがない」と、自他共に認めてあげる他はないわけです。
性格をベースに考えてやると、割とさまざまな行動に説明がつくのです。
もちろん!人間一面性だけでは語れませんけどね。。
さて、ではネガティブはここに入るでしょうか?
不安性ともいいましょうかね。
「性」と書くと、いかにも性格な気がしますね。
心配性、というのが一般的ですか。
漫画でもキャラとしています。
岡田あーみん先生の漫画にもいますね。
これは内面の根っこ、なのでしょうか??
私はこれは違うと思う、というわけです。
つまり根っこには別の何かが居ますよ、と。
私を例に紹介しましょう。
私は昔っからネガティブな人なんです。
何かにつけて「どうせ…」が口癖でした。
(あ、これ啓発本じゃありませんよ。)
怒られましたよ主に親族から。
「口から黒魔術を出すな」と。
だいぶ前に亡くなった祖父の、数少ない思い出の一つが小学生の時に「あなたはもう少し悲観的にならなければ良い」と言われたんですけどね、
それくらいネガティブでした。
これ暗いって意味じゃないんです。
めちゃくちゃ明るいですよ。
めちゃくちゃ明るいのに、ネガティブ。
同居しちゃうんですこれが。
ずっと言われていたので、直そう直そうと思っていました。でも、なかなか直らない。
まあ仕方ない。性格だものね。。
と思っていました。
ところが何と今日、よく考えてみると、僕の性格はもう少し違うところにあったのですね。
つまり、ネガティブは手段だったのです。
じゃあそれは何かというと、
(これ僕の場合ですよ、)
「照れ屋」なのです。
わりと人前に出ているのですが、僕は相当な照れ屋さんです。
いえ、「照れ症」という方が正しいと思います。
照れ症が根っこにありますとどうなるでしょう。
照れとは恥ずかしさですね。
隠していたものがバレるのが怖い。
つまり素を晒すのが怖い。
これが照れですね。
照れると顔が赤くなりますね。
あれは、体は生理反応しているのですが、
戦闘態勢に入っているのです。
カーッと赤くなる。アドレナリンが出て心拍数が上がる。てやんでえてめぇやるってのか!!とこうなるわけで。
いやいや、それはまずいだろうと。
そういうわけで、隠すわけです。
エヘヘと笑って見せたり、戯けたり。
人に努力する所を見られたくないのもこれですね。
何でも隠したがってしまう。
こう書くとなんと思春期的であろうか。
おそらく意外に、照れ屋は人前に出るんですよ。
なぜか。
照れ屋は素を出さない状態がデフォルトなので、演じたりするのが上手いはずです。
それから、なんでも笑いに変えようとしてくるのも照れ屋ですね。
笑いというのは共感の逆です。
つまり、感動させたり泣かせたり、の逆です。
感動路線に行こうとすると、サッとズラしてくる。おちょける。
悪気はないのです。
これは恥ずかしいのでやってしまうのです。
照れ屋をベースに置くと、全てが説明つくんですよね。
いや、守るような素じゃないんですよ。
頭じゃわかっているんです。
わかっちゃいるけどやめられない。。
やめられないんでよく用いるのが、「ネガティブ」というわけです。
これは鎧なのです。
武器なのです。
最悪の事態に備えている。
そうすることで、素を見せないで済む。
根っこは照れなのです。
この話で何が言いたいかというと、
「ネガティブは性格だから受け入れてください」と言うのは誤りで、
「照れ症は性格だから受け入れてください」が、おそらく正解ではないかな、ということです。
性格は相手に受け入れてもらうことで解消されていくと思うので、(これは自分の話ですが、)
仲良くなりたい相手にはなるべく言いたいと思います。
本当に、この性格のせいで自分を含め何人を傷つけてしまってきたことか、、
さて皆様、自分のことをネガティヴだと思っている皆様。
その背後にある性格は何ですか??
そちらが本質だと思います。
ネガティブな不安は、実は良いことなのです。
「消極的な動機」となるのです。
お金がなくなったらどうしよう。。
だから働くのです。
みんなから忘れられたらどうしよう。。
だから人前に出るのです。
嫌われたらどうしよう。。
だから、人に親切にするのです。
ネガティヴはあくまでも「手段」なのですが、威力が高いのであまり使いすぎると、身体を乗っ取って来ます。
常に不安になる。
これはもう、病気です。
本末転倒です。
直らなければ、病院に行きましょうね。
ちなみに、ポジティブは性格だと思います。
あれは根拠がないのでね。
あれの裏には何もありませんよ。
電柱治 2022/10/20
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