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サッカー選手必見!ハムストリングストレッチ

よく耳にするハムストリング

よくサッカー選手が『ハムストリング肉離れで全治○週間』というニュースを目にしり耳にすることも多いかと思います。

ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表のイニエスタ選手も数ヶ月前までハムストリングのトラブルで戦列から離れていましたね。

走ってて突然ふともも裏を抱えて痛がっている選手をたまに見かけたりしませんか?

それがハムストリング肉離れです。スプリント動作中に怪我をすることが多いのがこの怪我の特徴でもあります。

肉離れに関してまとめた過去の記事もあります。ご興味ある方はご覧ください。

このハムストリングはふともも裏にある筋肉で、ひざを曲げたり足を後ろに振り上げる際に補助的に働く作用があります。

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実際の動きの中では、スプリント(ダッシュ)中の足が前方へ振り出された際に足が前へ行きすぎないようブレーキをかけたり、重心を前へ移動させやすくするために足がついた瞬間に足を固定するために働くと考えられます。

サッカーで多いターン中にも働くと考えられています。

ただでさえ、肉離れしやすい形をしているのにもかかわらず、走っている最中は結構な負担量がハムストリングへかかります。

そのため、肉離れしないように日頃から良い状態に維持する必要があります。

サッカーとハムストリング

先ほどお話ししたようにスプリントやターン中に働きますが、サッカーのキック動作でもスプリント同様に軸足を安定させて強く踏み込むために働くと考えられます。

軸足がうまく踏み込めず上体がのけぞってしまうようなキックフォームになってしまう選手がいらっしゃるかと思いますが、これは軸足のハムストリングの機能(柔軟性や筋力)に原因があるかもしれません。

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また、このようなキックフォームではハムストリングは縮こまったままのため柔軟性が低下すると考えられています。

また、重心が後ろに残ったままのため軸足のひざに負担が集中してひざの痛みにもつながると考えられています。

実際に、オスグッドになってしまった中学生サッカー選手のハムストリングの柔軟性は小学生低学年程度まで低下していると指摘されています。

オスグッドについてはこちらの記事もご覧ください!

(下の記事はセラピスト向けに書いた記事になります。)

キックフォームについてはこちらでもまとめています。

実践!ハムストリングのストレッチ!

ハムストリングが硬くなると足を大きく前に振り出すことができなくなったり上体を前に被せることができなくなるため、前方への重心移動も制限されやすくなります。

そのため、怪我やパフォーマンスの低下などサッカー選手にとってネガティブなことしか起きませんから日頃からのケアがめちゃくちゃ重要になります。

この筋肉を有効に伸ばすには背骨も一緒に動かすのがミソです!

ハムストリングは骨盤にくっつきます。骨盤がうごけばハムストリングは最大限伸びるのですが、まぁそう簡単に骨盤だけを動かしながらストレッチするのはできません。

では、どうすればいいのか。

骨盤は背骨と連動する特徴があります。背骨が曲がったりねじれたりするとその動きに合わせて骨盤も僅かながら動きます。

このストレッチ方法では、その背骨と骨盤の特徴を生かしてハムストリングを最大限伸ばしていきます。

それでは、実際に方法をチェックしていきましょう。

このストレッチはお尻の位置に注意して行っていただきたいです。

ハムストリングが硬いとどうしてもストレッチ中にお尻が下がってしまいやすいので、常に高い位置にキープできるように意識しましょう。

また、上体をねじるときもおしりが左右にブレてしまう人もいますが、おしりは左右に動かすことなくみぞおちから上体をひねる意識で動かしていきましょう。

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ぜひ今回ご紹介したストレッチを日頃から実施してハムストリングを柔らかい状態に保てるようにしましょう!

ツイッターやインスタグラムでもこのようなサッカー選手に必要な自主トレメニューをご紹介しています!

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