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アスリートと餃子の相性

※本エントリーは焼き餃子協会さんが主催する「餃子 Advent Calendar 2021」向けの記事です。

■餃子Advent Calendar 2021

2021年を振り返って

コロナと共に生活をするようになってもう1年以上が経過したんですね。
みなさんの2021年はどんな年でしたでしょうか?

弊社テンタスも色々なことが変化いたしました。

社員はみんなリモートワークになりましたし、お客さんとのコミュニケーション方法も仕事の進め方も大きく変化いたしました。

そんな中でもこの1年で最も大きく変化したのは

私の体型です。

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トライアスロン大会の会場で一番カツサンドが似合う男といわれていた私が本気のトレーニングで劇的に体型を変化させることができました。

何をやって変化が出来たかは、今回の趣旨とは異なりますのでこちらのエントリーをご覧ください。

スポーツ好きな人たちとの出会い

この「コロナ禍で健康になった話」のエントリーでも記載をしたb-monsterと言うフィットネスジムで、非常に高い運動能力を持った人達と知り合いました。

彼らはアスリートといっても過言ではないほどの運動量を日々こなし、運動そのものだけでなく食事や日々のボディメンテなども含めて非常に意識の高い人たちです。

(そうじゃない人ももちろんいます。わたしみたいにね!)

突然のダイエット講座

PFCバランスをご存知でしょうか?

PFCバランスとは、摂取カロリーのうち三大栄養素の「P=たんぱく質」「F=脂質(脂肪)」「C=炭水化物」がどれくらいの割合を占めるかを示した比率のことで、ダイエットをしている人やアスリートはかなりこの数値を意識しています。

有名な炭水化物ダイエットなどはCの炭水化物を減らすことで脂肪からエネルギーを取り出すことができるケトン体の生成を促すダイエット方法ですが、毎日の運動量が多いアスリートは動くためのエネルギーである糖質が不足してしまうことを嫌います。

糖質が不足した状態で運動をすると、体は筋肉を分解してエネルギーに変えようとしてしまうので、せっかく鍛えた筋肉がどんどん細くなってしまいます。
この筋分解をカタボリックと呼びますが、アスリートなどのボディメイクをしている人達はカタボリックを防ぐために、あまりCの炭水化物を制限することをしていません。

P=たんぱく質は筋肉を生成するために重要だから幾らでも食べるべし!

C=炭水化物は運動をするエネルギーの確保のために重要!

なので、

アスリートが一番制限しているのはF=脂質です。

餃子のPFC

一般的な餃子のPFCバランスは120g(5個)で

総カロリー:236kcal
P=たんぱく質:34.08kcal(14.5%)
F=脂質:87.48kcal(37.1%)
C=炭水化物:114.24kcal(48.4%)

と、実はあまりアスリートに適した食材ではありません。
完全に脂質が多いです。

最近は餃界でもそんなアスリートに配慮した餃子が出てきていますね。

有名なところでは信栄食品さんのマッスル餃子は

P=たんぱく質:1.5倍
F=脂質:1/5
C=炭水化物:半分

かなりアスリートに配慮した餃子になっています。
炭水化物を制限しているので、どちらかといえばムキムキ系のボディビルダーさんなどに向いている餃子かもしれません。

あとはオリンピックでも有名になった味の素冷凍食品さんの「For ATHLETE」ギョーザですね。

さすが味の素さんはオリンピック公式スポンサーでもあるので、運動に必要な炭水化物は多めにして脂質をギリギリまでカットしてくれています。

ただ、こんな商品が出るということはやっぱり餃子はアスリートにはあんまり向いてないという証拠でもあるんですよね。

だがしかし

アスリートは餃子があんまり好きじゃないのかと思いきや、今年の後半にGYOZAを焼きながらb-monsterの話をする「G-monster」というイベントを会社でやってみたら多くの人が参加してくれました。

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もともと餃子は非常に強力なコミュニケーションフードだと思っていますが、それにしてもみんなノリノリです。
(なお、最後の写真のチャックが開いてる方が私です)

そういえば2019年の餃子アドベントカレンダーでもそんな内容でエントリーさせていただいていました。

このエントリーの中でこんな記載をしています。

カレーもラーメンも好きな人は多いと思いますが、餃子と他のフードとの違いって、美味しいだけじゃなく食べながら会話が弾むことだと思うんです。もちろん一人で食べても美味しいのですが、コミュニケーションフードとしての餃子の力。これが私が餃子を好きな理由の最も大きなポイントです。

本来であれば

「脂質が多い餃子はちょっと、、、」

と参加を躊躇するはずなのですが、このコミュニケーションフードとしての力があっさりと参加のハードルを越えてくれました。

まとめ

脂質の含有量を考えるとアスリートと餃子の相性はあまり良いとは言えないと思います。

それなのにそれすら軽々と越えてくる餃子の持つ吸引力って凄いよね!

って、話。


#アドベントカレンダー2021
#餃子アドベントカレンダー







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