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採用・定着には何が必要か

中小企業が大企業並みに給与を上げたら採用難易度が下がるか?
ネームバリューには勝てないかもしれません、これは事実。

では中途採用で中小企業が規程や制度などハード面を整えても採用がうまくいかない、定着しないのは何故か?

カルチャー・風土が大きいです。

組織をつくっているのは人だからなんですよね。中途社員に「さあ即戦力として成果をあげてみて」と試すようにしたり、仕事を囲い込む古参社員が多かったり、とにかく稼いで来いとソルジャー化させていたり。
人を育てることは組織を育てること。

定着する際のキーワードは【成長】です。OJTといえないような現場丸投げ引継ぎや見て盗めというなんの指導も教育もない状態を改め、中途にも入社時研修を行うことはとても有効であり、意外とできていません。
また目標管理制度の運用も大切だと思います。

評価者教育をきちんと行い、評価制度への理解を全社で推進する機会をつくること、目標設定能力向上の機会を得られること、中途とはいえ「勝手に育って勝手に稼いで」はあまりにも無謀。中途社員のスキル・経験は、風土・カルチャーとマッチしてこそ発揮でき、発揮できることで定着する。

新卒社員はまず対話の機会を多く設けること。ゆっくりと育ってくれたらいいと余裕が持てるような企業の体力・資金力は既存社員次第。新卒に期待しすぎて離職を招かないようにソフト面の改善が大切なのです。
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