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東京豪雪

昨日1月6日、関東は珍しく積雪しました。

かれこれ10年以上関東に住んでいますが、こんなに大雪が降っているのを見るのは2〜3回目くらいかな?

大学時代に大雪があったことは忘れられないのですが、社会人になってからは初めてかもしれないです。

雪を見て呑気でいられるのは、雪国で青春時代を過ごしておきながら、義務的に雪かきをしてこなかった徹底的な箱入りのアラサーだから。悲しきかな。

雪を見ると思い出すのが、センター試験。わたしは2回受けているのですが、初めて受けた時も、2度目に受けたときも、とても寒くて雪が積もっていました。東北なので、当たり前なのですが。。。

高校が進学校なので、おそらく全員強制で受験してたと思います。バスを連ねて遠足のように、やや遠くにある大学へ連れていかれました。

で、帰りももちろんバスで高校まで帰ってくるのですが、生徒会か誰かの粋なはからいで、雪あかりという雪の中に蝋燭?かなにかを灯すアートを作っていただいていたように記憶しています。あまりにも、受験自体が嫌な思い出なので、ちょっと曖昧なのですが、ぼんやり光る雪が幻想的で、そこだけ素敵な記憶がほっこり存在します。もしかしたらわたしの妄想だったりするのかな、だったら怖すぎるけど。

そもそも今はセンター試験て呼び名じゃなくなってるんですよね。学生のころはあれだけ受験のことばかり考えてたのに、部外者になったとたんに何もかも覚えたことがこぼれ落ちていって、なんだったんだ、学生時代と思わざるをえません。

でも、今まさに受験をがんばろうとしている人もいるんですよね。

試験はしんどい、しんどかった。大人になると、意味がないって軽視されがちになってしまうけど、でもきっと頑張ることには意味があると思います。

受験のツラさって独特だなって思うんです。このツラさは受験期にしか味わえない。大人になってもしんどいことは沢山あるけど、きっとツラさの種類が違うんです。

だから未だに思い出しちゃうんだよ、雪を見ると。

ほんと、もう10年以上経ってるんだから、やめてほしいよ。

これから受験をむかえる方が読むことはきっと無いとは思いますが、もし流れ着いたなら、全力を尽くせるように祈ります。

雪はいずれ解けます。

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