『バーナード嬢曰く。』6巻の感想
6巻が発売されていた！
Twitterで『バーナード嬢曰く。』がバズっていました。
『バーナード嬢曰く。』といえばアニメ化もされた読書漫画ですが、最新巻の6巻が去年の12月に発売されていました。2022年8月11日まで全巻50％ポイント還元です！バズっていなければ気付きませんでした…。
単行本の間隔が約2年なので新刊の発売に気付けないんですよね…。過ちを繰り返さないためにAmazonの著者ページからフォローしました。
フォローすると、こんな風に新刊発売日にメールが届きます。推しの作家さんがいたら必ずフォローした方が良いです。
作者の施川ユウキ（ハジメ）さんのツイッターもチェックしないと…。
感想
オンラインお茶会が出てきたりサザエさん方式で時間が進んでるのが良いですね。各キャラクターの距離感なども固まってきて終わらせようと思えばいつでも終わらせられるぞという感じで少し怖いです。Kindleで無料公開中の傑作選【友情篇】巻末にある「ド嬢のぐーたら読書生活に終わりなし！！」の言葉通り永遠に続いてほしいです。
6巻だけではなく『バーナード嬢曰く。』は参考書籍が最後にまとめられていて、逆に目次は「〇冊目」表記だけで他の情報がないので、参考書籍から話を探すのがあるあるです（よね？）。
発売されていることに気付くのが遅れたおかげで、次巻までの間隔が短くなりました（笑）。次巻は来年内でしょうか？楽しみです。
オドロキオドラデク！
以下、印象に残った話ごとの感想です。
86冊目
紙の積み本は本棚にあると目に入って愛着が湧くという話。積み本ではないですが、自己啓発本や技術書のような身に着けたい本は本棚にあると目にする度に復習や身を引き締めるきっかけになって良いと思っているので、紙で買うようにしています。聖書を携帯するのも似たような理由じゃないかと思っていますが、信仰がないので分かりません。
88冊目
パスティーシュ（仏: pastiche）は、作風の模倣のこと。音楽・美術・文学などにおいて、先行する作品の要素を模倣したり、寄せ集め、混成すること。
『名探偵コナン』回。『名探偵コナン』は一般に漫画・アニメオタクと呼ばれる方たちと違った熱量を持つファンが多い気がします。「金曜ロードショーは「なんどめだナウシカ」状態では？」と尋ねたところ、『ルパン三世vs名探偵コナン』が何度も放送されているだけで殆どは一回くらいだとファンの方に返された思い出があります。
89冊目
長谷川さんが図書室で書籍の修理を行っている場面から始まり、遠藤と一緒にバスで帰るのがメーンの回なのですが、「クータ」という用語も含め冒頭の修理シーンに妙に見覚えが…。
クータは、本の背表紙の破損を修理し、強化する修理材料の一つです。
そういえば、1月に本の修繕方法を調べてました！
記事で紹介しているのはブックグルーのみですが、クータ等の一通りの修繕用語・方法を調べてたので見覚えがあったのですね。自分はあまり読書量が多くないので『バーナード嬢曰く。』の内容には置いていかれ気味ですが、こういった「分かる！」部分があると嬉しくなりますね。
90冊目
今回一番面白かった話。未読の人間に論破される感覚は味わったことないけど何故か分かる気がします。
91冊目
一般に良いとされていることが本当に良いことなのか。
Twitterでバズってた気がすると思ったらバズってました（実は作者Twitterで結構読めちゃうので、気になる方はTwitterをチェックすると良いかも）。
続編を読みたくない人 pic.twitter.com/kGqsILu2cW
— 施川ユウキ（ハジメ） (@ramuniikun) December 21, 2021
91冊目【後日談と前日談】
前日談を先にしない意図はあるんですかね。遠藤が考えすぎる様子が同作者の『鬱ごはん』っぽくて好きです。『鬱ごはん』は『バーナード嬢曰く。』より好き嫌いが分かれると思いますが、『鬱ごはん』が好きだからといって『バーナード嬢曰く。』を好きになるとも限らないと思います。私は好きですが、マンガクロスで最新話無料なので試し読みしてから購入を検討するのをオススメします。
92冊目
書籍で見かけた気になる本を図書室に探しに行く町田さわ子を見て、学校に図書室があったのって恵まれた環境なんだなと実感しました。まあ、会社に図書室（館？）があるところもありますが…。
93冊目
引用されている『カモメに飛ぶことを教えた猫』の「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」がBUMP OF CHICKENの『beautiful glider』の歌詞っぽくて気になっています。実はモデルだったりして？
羽根の無い生き物が飛べたのは 羽根が無かったから 僕にはとても出来やしないけど 同じ生き物だ
95冊目
オドロキオドラデク！
96冊目
今回一番読みたくなった本『国語入試問題必勝法』。新装版が2020年に出てますが、1990年の本だそうです。受験生の時に読みたかった！
読みたい本を見つけるのにも『バーナード嬢曰く。』は良いです。小説だけでなく、マンガやビジネス書、児童書なども扱いますので一冊は気になる本が見つかるはずです。最近、本を探す時にYouTubeの『ほんタメ』などを観たりしています。こちらも取り扱う本が幅広いのでオススメです。
97冊目
電子書籍セールあるある回。私は50％オフになどの大幅値引きがある時に買う気が起きないと「今買わないなら一生買わないだろう」と欲しいものリストから削除してしまうのですが、結局後で気になって「あの本のタイトル何だっけ～？」となるタイプです。
町田さわ子と神林がマブダチ過ぎてゾクゾクします。
98冊目
例の山月記回です。
『山月記』を傲慢に評価する遠藤。
— 施川ユウキ（ハジメ） (@ramuniikun) August 5, 2022
（1/2） pic.twitter.com/1UC6hY1Mp1
102冊目
スーパーオドロキオドラデク！
103冊目
遠藤と神林の会話のふわふわしてるけど小難しい話をしてる感じが読書好きな高校生らしくて良いです。意図的にこういう会話書けるの凄いですね。
【友情篇】が無料公開中！
主人公の町田さわ子と親友の神林しおりのてぇてぇ（？）エピソードの傑作選がKindleで無料公開されています。公式で「親友」と紹介されてるのが好きです。
主人公・町田さわ子（バーナード嬢）とその怒れる親友・神林しおりが登場するエピソードをまとめた選り抜き傑作選? これを読めば、二人のことがもっと好きになること間違いなし!!
傑作選なので単行本を持ってる人には関係ないかもしれませんが、電子版なので何処でも読めるし、どれもほんわかした内容なので普通の単行本とは違った良さがあります。無料なので取りあえずスマホにダウンロードしておくのがオススメです。友人知人への宣伝にも良いですしね。
『バーナード嬢曰く。』【友情篇】が、電子書籍限定で配信中です。町田さわ子と神林しおりのエピソードをまとめた特別編集版。ド嬢未読の人は是非！
— 施川ユウキ（ハジメ） (@ramuniikun) December 13, 2021
無料です！https://t.co/csE8aFn9ft pic.twitter.com/73QcGPl7Yr
出来ることが増えると記事に還元されます。コメント頂ければ参考にします。