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こんばんは
株式会社FULLCOMMISSIONでインターンをしている佐藤です。

今回は感染者を0に抑えて終えたNBAの2020年シーズンと、BLMについてお話します。

今年、コロナウイルスによって中断されていたNBAシーズンは7月30日に再開されました。上位22チームが選ばれ、選手たちはフロリダ州オーランドのディズニーランドで隔離され4か月ほどを過ごしました。この隔離空間は“バブル”と呼ばれ、徹底した管理のもと無観客でシーズンを実現することになります。このバブルは、約150億円を使って作られ世界中のスポーツ関係者が注目していました。

結果から述べればバブルは大成功に終わります。コロナの影響で落ち込んでいたNBAの売り上げを補うことはもちろんのこと、感染者を0で終えた徹底的な管理体制はNHLやMLS、UFCも後を追って同じ方式を取っています。ソーシャルディスタンスのために近づきすぎるとアラームが鳴るGPSが配られ、連日PCR検査を受け、無観客の中で通常の試合感を出すためにリモートの観客、音楽、映像とできる限りの施策をしていました。シーズンが終われば再開前にあった不信感などは皆無でした。


何より、僕が応援しているチームが優勝したことも感慨深いです。

このバブルの中で、僕が感動したことは選手とNBAのBLM運動でした。 BLMとは簡潔に言うと、黒人差別に対する反対運動です。この運動については、ぜひしっかりと調べてみてほしいと思います。


再開前からBLMへの関心が薄れるため、シーズンは再開すべきでないという声も少なくありませんでした。実際に、再開後にBLMを理由にバブル入りしなかった選手も数多くいましたが、それでも再開したNBAはBLMに無頓着だったわけではありません。選手たちはユニフォームにBLM運動を支援する単語を入れることができるようになり、実際にEQUALITY、PEACE、FREEDOMなどという言葉をユニフォームに刻んでシーズンを戦い抜きました。再開シーズン中に事件があった時は、選手たちが試合をボイコットするシーンも見られました。NBAがBLMという価値観に与えた影響は大きいと思います。僕は隔離され限られた状況の中で、コロナとBLMに悩むアメリカを元気づけた選手たちに感激しました。

僕は、こういった出来事に感激を受けて、何かしようとインターンを始めました。
こんな社会情勢の中、読んでくださる皆さんの活力の源が見つかればいいなと思います。

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