点と線と

点と線とは、家具設計業と広告カメラマン、ふたりの気づきから始まりました。 現代の生活が…

点と線と

点と線とは、家具設計業と広告カメラマン、ふたりの気づきから始まりました。 現代の生活がもたらす、自然への不都合を「見て見ぬふりをするのはもう止めよう」そこから"自然への向き合い方"を模索。 自然との共生を考え・学び、先人からの教えをつないで行きたい、そんな思いで活動しています。

最近の記事

#3 最初の一歩、竹

 僕たちなりの ” 自然への向き合い方 ” を模索する中で、とりわけ大きな存在感を放っていたのが竹でした。何から手をつけて良いものか?思案している僕らの周囲、山の至るところで強い生命力を放ちながら、ゆらゆらと揺れ、目に飛び込んでくるのです!『土中環境』を読んだお陰で、見るからに人の手が入っていない荒れた竹林の、土中における水と空気の滞りが予測できました。固くなった地表では根が深く張れず、菌糸ネットワークも十分に形成されない、故に根張りの浅い竹しか生育できない環境になっているの

    • #2 自然と向き合う

      当たり前のように存在する、自然。山や川、水や空気、木々や植物の大切さは、人並みに理解しているし、それらがもたらす恩恵に敬意を抱きつつも、それ以上の深い考察をする事は無かったのかも知れません。この活動をはじめるまでは、自然をそんな風に捉えていました。 現代社会の常識に従い、仕事や経済面においても自立した社会人となる為、ただひたすらに経験と時間を積み重ねて行く日々。自然は、そんな日々に埋もれてしまった存在だったのだろう、、、いや、そうじゃないって! 現代の社会生活の中で迫られる取

      • #1 点と線と、きっかけ

         コロナ禍、ニューノーマルが浸透しはじめた2020年の春、僕たちは久しぶりに会い、近況報告や流行りのキャンプ道具の話なんかをしていました。普段は、家具設計業と広告カメラマンをしているふたり。どちらもクリエイティブな響きのある職種に聞こえるかも知れませんが、実は表舞台には出ない一黒子としての仕事が多いのです。そんな一黒子としての反動もあってか、「自分自身の価値観・考えをいつか表現しよう!」よくそんな話をしてました。時代はキャンプブームの真っ只中という事もあり、アウトドアに関連す

      #3 最初の一歩、竹