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気乗りがしない?する?

おやおや、いぬうた市の、きゅん君。
今日も一日が始まったというのに、
何だか、いつもと違いますね。
何というか、元気がないというか、覇気がないというか。
どこか痛いところでもあるんですか?
「別にないよ。別にないけど、何かヤル気が起きないというか気乗りがしないんだよね。だからまたもう一眠りすることにするよ」
と言って、きゅん君、またベッドの上で寝てしまいました。
大丈夫なんでしょうか?きゅん君。
ちょっと心配ですね。
しばらく様子を伺ってみましょう。
と、それでそのまま時間が多少過ぎて、
あるタイミングで、急にムックリ、
起き上がった、きゅん君です。
すると、先程までの元気のなさがウソみたいに、
一転、気合い充分な、きゅん君でありました。
「あー、よく寝たあ!おかげでスッキリスカッとして、元気もいっぱいだあ!」
なんて、清々しい笑顔もいっぱいの、きゅん君です。
そうゆうことだったんですね。
先程はただ寝足りなかっただけということですか。
「そうなるかな。さて、じゃあ元気も出たことで、もう一発、気合いを入れて、がっつりと寝るとしようかあ!」
そう言って、きゅん君、また寝に行ってしました。
おやおや、せっかく元気が回復したのに、
もう一度寝るんですか?
「今度の眠りはさっきとは違うよ。力を蓄えたから、よりいい眠りが出来そうだ」
と、言ったそばから、すやすやと、
寝息を立て始めた、きゅん君です。
確かに笑顔のまま、寝ているので調子は良さそうですね。
そして、時間はまたまた過ぎて、
またまた、きゅん君、急にムックと起きました。
が、何だかその表情は実に疲れているみたいです。
どうしました?きゅん君。
「張り切って寝たせいか、張り切り過ぎて、疲れてしまったよ。これでは起きる気乗りがしないのでまた寝ます。おやすみなさい」
と、まあまあ、きゅん君たら、
またまたまた寝てしまいましたよ。
でもこれで分かったことが、ふたつありました。
ひとつは、調子が良くても悪くても、
どちらにせよ、きゅん君は寝るということで、
あともうひとつは、寝ることに気乗りがしないと、
いうのは、きゅん君はまずないだろう。
ということですね。
こうやって、きゅん君の一日の大半は、
寝て過ごすのでありました。

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