承り受け

ほどほどに要領のいい、てんてんです。

めっぽう頼まれ事に弱い。お仕事と雑用以外、あまり頼まれることはありませんが、断るのも面倒、引き延ばすのも面倒。会って交渉なんてもっと面倒。しょうがないので、とりあえず要求に応じてみるわけです。
苦心の末、なんとかうまくやりこなしております。おかげさまで。

ここで一口情報。
今回の作品はもともと「うけたまわり蹴り!」だったんです。何もいつも喜んで承っているわけではないのです。いつもいつもややこしい用件だと「蹴り」入れたくもなるのです。
でもそこは大人ですから「はいもちろんお引き受け致しますよ」という対応を見せるわけです。あまり挑発的なタイトルはよろしくありません。腹の中では蹴りでも、しっかり外面は「けり」。

曲の締めくくりは「うけたわまりけり」と古典っぽく言い切ったので、曲調もごくごくクラッシックにまとめました。

こんな俗っぽい内容に、しっかり渋めの三味線と節。妙にしっくりきますね。

それでは今日もしっとり、うけたまわりましょう。

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