第六回 中国語でうたう「茉莉花」

些細なことが気がかりで、気もそぞろなてんてんです。

六月も終わり。

夏休みが終わったというニュース。リモートでお稽古をしているわたしの三味線生徒もファイナルの試験もせず、友人や先生と誰とも会わず卒業式を迎えたんだそうです。なんともやるせない気持ちですね。
辛そうに語る彼に、かける言葉がありません。

でも、学校に行かせてもらって毎日平和に暮らせることに感謝しようね。世界中に、天災や戦争、じゃなければ健康障害や家庭環境なんかでやりたいことができない若者が何千、何万といるんだよ。

かならずこれからの彼の生涯の中で、この経験がプラスに活かされる時がきますように。

ということで、今日の言語:中国語、マンダリン。

馴染み深い言葉。
中国大陸一般で使われる標準の言葉。
読んで意味は把握できる言葉。
カタカナ読みではまったく通じない言葉。

たくさんの中華系の友人がいるのでしょっちゅう見たり聞いたりしているのに、いやはやちっとも上手に話せない。
なんといっても大きな壁は発音。微妙なトーン。
舌使いや口の動きをどうにか真似てもうまく行かないし、なぜかよく聞き取れない。ほとんどお手上げ状態です。

本気でやっているのに、なんとなく口籠ってるのはそのせいです。

今年の夏こそ、なんとか上手く伝わるようになりたいものです。


2011年ホリデー企画
てんてん「うたいだし」~ウタから学ぶ文化と原語~

第六回 中国語でうたう「茉莉花」

伴奏:沖縄三線
調子:ハ長調(八本)
拍子:ちゅうくらいのはやさ

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