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打ち手を考える前に、まずは「目指すこと」を明らかにせよ。【読書感想文】

❶いつまでに、❷どのくらいのレベルのことを、❸なんのために、目指すのか。ブレない明確な「目指すこと」が見えるまで考え続けよ。私たちは結局何を目指すのか曖昧なまま、打ち手(HOW)の検討に入りがちだ。それは意味もなくフレームワークを埋める行為につながり、分析のための分析や、美しいが無価値な構造化を生み出してしまう。「目指すこと(理想像・ビジョン)」を徹底的に磨き、誰もがストンとイメージできるような、分かりやすく具体的で、まるで未来を見てきたかのような言葉で表現せよ。それが適切な目標設定や、本質的な問題の抽出につながり、二の足を踏まずに最も効果的な打ち手の発見へとつながるのだ。


佐々木裕子
戦略コンサルタントのクリティカルシンキング


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